セレスポ9625について
本日の横浜セミナーでご一緒させていただいたセレスポ様の企業情報や、
今日伺ったお話をメモにまとめてみました。
よろしければ読んでみてください。
セレスポの証券コードは9625。
イベントやスポーツ大会などの企画から設営、進行までを手掛けています。
イベント産業のサステナビリティをサポートするためのマネジメントシステムであるISO 20121をイベント会社で持っているのは同社だけ。
現場力に自信があり、悪天候でも左右されずにイベントを運営する手際の良さを見て発注を受けたこともあるそうです。
日産スタジアムでのラグビーワールドカップの開催にも寄与しており、台風のトラブルがあったものの、BBCや日本の新聞でもその「おもてなし」の手腕が評価されています。
第2四半期累計(4-9月)決算では営業利益が703百万円(前年同期比1,889.3%増)と大幅増益! で通期予想を上回りました。
経常利益は710百万円(前年同期比1,647.4%増) 、四半期純利益は488百万円(前年同期比5,470.9%増)となっています。
なお通期業績予想は、従来見通しを据え置いています。
部門別に見てみますと、
基本事業部門が売り上げの80%ほどを占める主力事業となっており、小規模案件を中心とした案件数の減少などはあったものの、選挙関連・防災関連と建設式典の大型案件の受注数が増加が寄与し、売上高は4,699百万円と前年同期比6.4%の増収。
スポーツ事業部門は国際的スポーツ大会等の大型案件の増加によって受注額が増加し、売上高は2,554百万円と前年同期比264.1%の増収。
競争事業部門も大型入札案件の受注額が増加で売上高は859百万円と前年同期比413.6%の増収となっています。
来期においても国際的スポーツ大会にかかる案件の受注状況は順調に進捗してほか、
労務費・資材費等の高騰といった環境要因に適切に対応し、中期経営計画 IVに掲げた「最大収益の追求」の実現を図っていくとのことです。
中期経営計画では①継続企業の確立②最大収益の追求③レガシーの獲得をあげており、
①については20年から30年先のビジョンを持って成長性やブランド力を磨いていくと言うビジョンがあると稲葉社長はおっしゃっていました。
②については来年の東京オリンピックパラリンピックの期待もありますね。
③についてはラグビーワールドカップなどで培った対応力の向上や経験と知識が付加価値の高いスキルとなり、今後の成長につながる見込みです。
また株主還元方針について、株主の声を受けて株主優待も検討中とのことで、
好決算、株価の上昇で注目されている投資家さんも多いかと思いますが、
引き続き要注目!!!です。
セレスポさん、ありがとうございました!