18日の新興市場は下落
18日の新興市場を見てみますと、
JASDAQ平均、JASDAQ-TOP20、J-Stock Indexはいずれも4日ぶりに反落。
JASDAQ平均などは年初来の高値圏で推移していることもあり、利確売りが優勢に。
ただ、個別に材料のある銘柄には個人投資家による値幅取りが活発で、全般は底堅く推移し、大きな下落幅とはなりませんでした。
個別では、直近の株価上昇の反動から利食い売りが続いた大谷工業<5939>が前日比3000円(-20.27%)安の11800円とストップ安まで売られ、
太洋基礎<1758>も前日比1000円(-11.34%)安の7820円と大幅に下落。
また、大塚家具<8186>、リーダー電子<6867>も値を消しています。
一方、自社テレビ局で人気中国ドラマなどを放送するストリームM<4772>が前日比50円(+28.90%)高の223円、
前日にストップ高水準まで買われた流れが続いたぱど<4833>は前日比80円(+17.02%)高の550円とともにストップ高まで買われたほか、
小僧寿し<9973>、ビジョナリーホールディングス<9263>、ホーブ<1382>、日ロジテム<9060>、エスエルディー<3223>なども値を上げています。
マザーズ指数は大幅反落。
朝方から売りが先行し、物色としても、現状は指数に寄与しない直近IPO銘柄へと短期資金が流入した一方で、マザーズ時価総額上位は揃って売られる展開に。
足元で軟調であったバイオ株の戻りも総じて鈍く、マザーズ指数は後場一段安になっています。
値下がり率上位銘柄では、イトクロ<6049>やソレイジア<4597>が7%安になったほか、シャノン<3976>やアクトコール<6064>もそれに続いて大きく下落。
売買代金上位銘柄では、サンバイオ<4592>、フリー<4478>、メルカリ<4385>、GNI<2160>、そーせい<4565>、エヌ・ピー・シー<6255>、HEROZ<4382>が軟調。
一方で、アリババグループであるAlifishが運営する「造点新貨」との業務提携を発表したマクアケ<4479>がストップ高水準まで買い進まれたほか、ランサーズ<4484>やメドレー<4480>といった直近IPO銘柄の上昇が目立ちました。