17日の新興市場も上昇
17日の新興市場も上昇。
JASDAQ平均、JASDAQ-TOP20、J-Stock Indexはいずれも3日続伸。
JASDAQ平均は連日の年初来高値更新となりました。
前日にワークマン<7564>が10000円(株式分割を考慮)の大台に乗せましたが、本日も騰勢が続き、こうした好業績銘柄への資金流入なども地合いを良好にしたようです。
個別では、前日にストップ高水準まで買われた流れを引き継いだホーブ<1382>が前日比400円(+26.23%)高の1925円、
ぱど<4833>が前日比80円(+20.51%)高の470円、ビジョナリーホールディングス<9263>は前日比80円(+19.18%)高の497円、
オービス<7827>も前日比150円(+15.34%)高の1128円といずれもストップ高。
また、DWTI<4576>も前日比100円(+17.57%)高の669円とストップ高まで、ダイヤ通商<7462>も前日比307円(+19.83%)高の1855円と一時ストップ高まで買い進まれました。
一方、5日移動平均線を下回った多摩川HD<6838>が前日比207円(-7.84%)安の2433円と続落し、ウチダエスコ<4699>も前日比410円(-7.78%)安の4860円と大幅に続落。
また、AKIBA<6840>、システム ディ<3804>、セレスポ<9625>なども下落しています。
マザーズ指数は5日ぶりの反発。
寄り付き時点でプラス圏でのスタートになったものの寄り付き直後はIPO銘柄へと資金が向かったことなどから、マザーズ指数は一時マイナスに転じる場面も。
しかし、時価総額上位銘柄の一角のほか、後述するサンバイオを除くバイオ株が総じて強含むなか、マザーズ指数は引けにかけじりじりと上げ幅を拡大しました。
値上がり率上位銘柄では、ホットリンク<3680>が15%高になったほか、
プロレド<7034>やエヌ・ピー・シー<6255>、イノベーション<3970>も2ケタ上昇に。
プロレドは、19年10月期の大幅増益決算や株式分割発表などが材料視されました。
売買代金上位銘柄では、直近IPO銘柄のマクアケ<4479>のほか、メルカリ<4385>、GNI<2160>、そーせい<4565>、Amazia<4424>、オンコリス<4588>が上昇。
一方で、大日本住友製薬<4506>との再生細胞薬「SB623」の共同開発及びライセンス契約解消が引き続き嫌気されたサンバイオ<4592>がストップ安比例配分となったほか、
スマレジ<4431>、エディア<3935>、HEROZ<4382>、ソレイジア<4597>などはさえない値動きでした。
本日マザーズ市場に上場したフリー<4478>の初値は公開価格を25.0%上回る2500円。
ウィルズ<4482>は買い気配のまま初日値付かずとなりました。