17日の日経平均は反発 | 三井智映子オフィシャルブログ「ちえこのなかみ」 powered by アメブロ

17日の日経平均は反発

17日の日経平均株価は、

前日比11377銭高の2406612銭と反発。


前日の米国株式市場では、主要3指数は揃って4日続伸し、史上最高値を更新。

米中が通商協議「第1段階」で合意したことや中国の11月小売売上高と11月鉱工業生産が予想を上回ったほか、米国の12NAHB住宅市場指数が20年ぶり高水準を記録したため、

先行き不透明感が後退し買いが先行。

加えて1ドル=10950銭以上の円安基調も追い風となり、本日の日経平均は前日比138.77円高の24091.12円からスタートし、取引時間中の年初来高値を更新。

その後、利益確定の売りが出て伸び悩む場面もありましたが、後場に入るとアジア株の堅調推移を受けて再び3ケタの上昇となり、終値ベースでも年初来高値を更新しました。

指数インパクトの大きいところでは、ファーストリテ<9983>、ソフトバンクG<9984>、エムスリー<2413>、アステラス薬<4503>、オリンパス<7733>、テルモ<4543>がけん引。

 

米中通商協議については、クリスマスの影響を考慮しての比較的合意しやすい分野に限った「第1段階」の決着といった格好であり、いわゆる休戦といったところでしょう。

とは言え、米大統領選を来年に控えていることから、これからは設備投資の執行など、ポジティブな動きをみせてくることも考えられるため、目先的にはネガティブショックへの警戒感は高まりづらいと考えられます。

そのため、下を仕掛けてくる流れにもなりづらく、相対的に出遅れているセクターや銘柄等を含めたリバランスの中で、底堅い値動きが続く展開が意識されやすいでしょう。

 

個人主体の物色についてはIPOラッシュの中で日替わり的な物色に。

利益確定の資金が他の中小型株への物色に向かわせる動きも期待されますが、サンバイオ<4592>の急落により、IPO銘柄の中での循環物色になりそうです。

そのほか、ゴールドマン・サックス・アセット・マネジメントでは、来年は欧州株に注目と一部伝えられています。ユーロ圏の経済回復から恩恵を受ける可能性を指摘しており、精密株など欧州メリット株の動向が注目されそうです。

今年もサンリオさんからの優待が届きました。
毎回可愛らしくて楽しみです♡