16日の新興市場はまちまち | 三井智映子オフィシャルブログ「ちえこのなかみ」 powered by アメブロ

16日の新興市場はまちまち

新興市場を見てみますと、

JASDAQ平均、JASDAQ-TOP20J-Stock Indexはいずれも続伸。

東証1部市場などでは模様眺め気分の強い展開となるなか、内需系の中小型株に改めて物色が集まり、続伸。

とりわけ、ワークマン<7564>やハーモニック<6324>といった時価総額上位銘がそろって上昇したことがJASDAQ市場のセンチメントを明るくしたようです。



個別では、4K8K関連として物色人気を集めたリーダー電子<6867>が前週末比300円(+27.55%)高の1389円、

値動きの軽さから値幅取りの動きとなったぱど<4833>が前週末比80円(+25.81%)高の390円、

ベルグアース<1383>と業務提携するホーブ<1382>も前週末比300円(+24.49%)高の1525円といずれもストップ高。

その他でも、ダイヤ通商<7462>、ビジョナリーホールディングス<9263>、大井電気<6822>、北川精機<6327>、オービス<7827>などもストップ高まで買い進まれました。

一方、連日の上昇の反動から利食い売りが出た日本一S<3851>が前週末比290円(-16.44%)安の1474円と4日ぶりに反落し、

センコン物流<9051>も前週末比131円(-14.33%)安の783円と6日ぶりに反落。

また、前週末にストップ高まで買われた反動からセーラー広告<2156>は前週末比45円(-11.78%)安の337円と3日ぶりに反落し、RISE<8836>、大塚家具<8186>、フクダ電子<6960>、エヌジェイHD<9421>も値を消しました。


マザーズ指数は4日続落。

資金がIPO銘柄や個別材料株など限られたところに向かうなか、サンバイオ<4592>の影響を受けたバイオ株の下落などが重しとなり、マザーズ指数は売りが先行したのち下げ幅を広げる展開に。

売り一巡後は875ptを中心とした横ばい推移となり、こう着感が強まりました。

個別では、本日新規上場したJMDC<4483>がマザーズ売買代金ランキングトップにランクイン。

直近IPOのマクアケ<4479>が同2位となり、本日新規上場したランサーズ<4484>が同4位となるなど、資金はIPO関連に集中する格好。

また、大日本住友製薬との再生細胞医薬品「SB623」の共同開発やライセンス契約を解消したと発表しストップ安になったサンバイオの影響を受けて、ジーエヌアイ<2160>、そーせい<4565>、アンジェス<4563>、ナノキャリア<4571>などバイオ株が総じて売りに押される展開に。

一方、204月期上期の営業利益が前年同期の約3倍の5.27億円と計画を上振れて着地したスマレジ<4431>14%高と急伸。


エディア<3935>には「鬼滅の刃」関連として思惑的な物色が向かいました。