13日の新興市場は
新興市場はまちまち。
JASDAQ平均は小反発、JASDAQ-TOP20、J-Stock Indexはともに3日ぶりに反発。
JASDAQ市場にも買いが先行してスタートしたものの、半導体関連に関心が集まる中で、内需系銘柄が多いJASDAQ市場では全体としては積極的に買い上がる雰囲気はなく、こう着感の強い展開に。
個別では、再建への期待感から大塚家具<8186>が前日比80円(+37.74%)高の292円、
前日に制限値幅まで買われた流れを引き継いだ大谷工業<5939>は前日比3000円(+29.85%)高の1万3050円、
値動きの軽さが着目されたセーラー広告<2156>が前日比80円(+26.49%)高の382円、
自社株買いを評価した買いが続いたセンコン物流<9051>も前日比150円(+19.63%)高の914円といずれもストップ高まで買われました。
また、通期の営業利益予想を上方修正したDWTI<4576>もストップ高まで買い進まれています。
その他では、多摩川HD<6838>、HOYA<7741>がTOB(株式公開買い付け)を実施し完全子会社化を目指すとしたニューフレア<6256>なども上伸。
一方、材料出尽くし感が続いたOSGコーポ<6757>が前日比268円(-13.03%)安の1789円と大幅に続落し、
プラザクリエ<7502>、ケイブ<3760>、小田原機<7314>も下落。
マザーズ指数は続落。
直近IPO銘柄や個別に材料のあった銘柄には盛んな物色がみられたものの、時価総額上位銘柄群が引き続き重しとなる形で続落となりました。
直近IPO銘柄などには買いが向かいましたが、時価総額上位銘柄群は引き続き軟調推移となり、指数の重しに。また、前場の間に大きく上昇していたマクアケ<4479>などの直近IPO銘柄も、後場に入ってからは一服する動きがみられていました。
個別では、今期2ケタ増益予想を発表したシャノン<3976>が23%超、
上半期の営業利益が前年同期比27.1%増となったフロンティアI<7050>は21%超と揃ってストップ高。
また、Lib Work<1431>やプロパティデータバンク<4389>も2ケタ台の上昇。
その他では、Jストリーム<4308>、エヌ・ピー・シー<6255>、プラッツ<7813>、ジェネレーションパス<3195>、グランディーズ<3261>などが値上がり率上位に。
一方、第1四半期の営業赤字が拡大したVALUENEX<4422>は11%超と大幅に反落し、連騰からの利益確定売りが優勢となったソレイジア<4597>も8%超と大幅反落。
その他、ツクルバ<2978>、アクトコール<6064>、ハウテレビジョン<7064>、セルソース<4880>などが値下がり率上位に並びました。