JASDAQ平均は15日ぶりに反落
新興市場を見てみますと、
JASDAQ平均は15日ぶりに反落し、JASDAQ-TOP20、J-Stock Indexはともに続落。
前日まで14連騰したことから一本調子の上昇に対する警戒感が台頭し、利益確定売りが優勢に。このほか、指数インパクトの大きい時価総額上位銘柄でもワークマン<7564>、ハーモニック<6324>などが上昇した一方、ユニバーサル<6425>、セリア<2782>などは値を消すなどまちまちだったことも方向感が定まらない展開の原因となったようです。
個別では、好決算を発表するも材料出尽くし感が広がったOSGコーポ<6757>が前日比303円(-12.84%)安の2057円と大幅に反落し、
夢みつけ隊<2673>、ミナトHD<6862>も値を消しました。
また、急ピッチの上昇に対する反動からエヌジェイHD<9421>は前日比135円(-9.51%)安の1285円と3日ぶりに反落し、そのほか、トレイダーズ<8704>、システム ディ<3804>、ウチダエスコ<4699>、トライアイズ<4840>、リバーエレテク<6666>などが値下がり率上位にランクイン。
一方、ヤマダ電機<9831>が子会社化するとの一部報道で大塚家具<8186>が前日比50円(+30.86%)高の212円、
SHOWROOMとの協業を好感した買いにプラザクリエ<7502>が前日比80円(+23.53%)高の420円、
前日に制限値幅いっぱいまで買われた流れが続いた大谷工業<5939>は前日比1500円(+17.54%)高の10050円、
好決算などを材料に太洋基礎<1758>は前日比1000円(+15.24%)高の7560円、
自社株買いが評価されたセンコン物流<9051>も前日比100円(+15.06%)高の764円といずれもストップ高水準まで買い進まれました。
大井電気<6822>は前日比465円(+15.37%)高の3490円と5G関連として買いが継続。
マザーズ指数は続落。
現状指数寄与に影響のない直近IPO銘柄中心に買われた影響から、マザーズ時価総額上位銘柄中心に軟調な動きに。
値下がり率上位銘柄では、20年1月期見通しを下方修正したハウテレビジョン<7064>がストップ安比例配分となったほか、
アクセルマーク<3624>やフィット<1436>がそれに続いて大幅安。
売買代金上位銘柄では、メルカリ<4385>、バンクオブイノベ<4393>、そーせい<4565>、UUUM<3990>、HEROZ<4382>、シルバーライフ<9262>、セルソース<4880>、エディア<3935>、Sansan<4443>が下落。
一方で、前日に上場したマクアケ<4479>がストップ高となったほか、ソレイジア・ファーマ<4597>、ALiNK<7077>、ホープ<6195>、GNI<2160>、マネーフォワード<3994>、サンバイオ<4592>、サイバー・バズ<7069>、AI CROSS<4476>は上昇。
なお、本日マザーズ市場に上場したメドレー<4480>の初値は、公開価格を30円下回る1270円となり、初値形成時の出来高は92万2200株でした(^^)

