JASDAQ平均は12連騰!
新興市場を見てみますと、
JASDAQ平均は12連騰!
JASDAQ-TOP20は反落し、J-Stock Indexは小幅に続伸。
主力の東証1部市場に比べて出遅れ感の残る中小型株物色の流れも続いており、JASDAQ平均は本日で12連騰となりました。
ただ、一本調子の上昇に対する警戒感や米中通商協議の行方、米連邦公開市場委員会(FOMC)、英国総選挙など重要イベントが今週は目白押しで、積極的に買い上がる雰囲気にはつながらず、買い一巡後は上値の重い展開に。
個別では、5G関連の出遅れ銘柄として買いが続いた大谷工業<5939>が前週末比1000円(+19.80%)高の6050円、
経済対策関連の出遅れ株として日本興業<5279>は前週末比150円(+16.54%)高の1057円、
業績予想の上方修正が引き続き材料となったラ・アトレ<8885>も前週末比150円(+16.25%)高の1073円といずれもストップ高。
また、親子上場解消に絡んだ思惑買いに中央化学<7895>は前週末比62円(+12.60%)高の554円と大幅に反発し、
ネクストジェン<3842>、FCHD<6542>、チエル<3933>も値を上げました。
一方、連騰の反動からケア21<2373>が前日比216円(-11.80%)安の1615円と5日ぶりに反落し、
5日移動平均線を大きく下抜けたトミタ電機<6898>が前週末比187円(-11.49%)安の1440円と大幅に続落。
マザーズ指数は反落。
買いが先行したものの、日経平均と同様に寄り付きが高値に。その後は前週末終値を挟んでのもみ合いとなりました。
マザーズの主力株の値動きが軒並み冴えず、大引けにかけて若干値を戻したものの、後場については基本的にじりじりと下げ幅を広げる展開。
個別では、HEROZ<4382>がマザーズ売買代金トップにランクイン。公募増資の実施なども発表したものの、25日付での市場変更、1対2の株式分割、SMBC日興証券との業務提携契約締結を発表しポジティブ視されました。
アクセルマーク<3624>は引き続き短期資金の関心が継続。
発表が遅れていた19年9月期の決算発表を9日に行うと公表したMTG<7806>は11%高。
集英社と共同で新しい総合電子書店「ゼブラック」のサービスを開始したLink-U<4446>も9%高と急伸しています。
一方、メルカリ<4385>、Sansan<4443>、UUUM<3990>、ユーザベース<3966>などマザーズ時価総額上位の銘柄が売りに押されています。
