JASDAQ平均は10連騰
5日の新興市場を見てみますと、
JASDAQ平均は10連騰!JASDAQ-TOP20は5日ぶりに反落、J-Stock Indexは続落。
本日のJASDAQ市場は、米国株高や円高一服を映して投資マインドが改善し、買いが先行。経済対策関連銘柄や個別に材料が観測された銘柄、値動きの軽い低位株などを中心に値を上げる銘柄が散見され、JASDAQ平均は9月5日から26日にかけて記録した14連騰以来約3カ月ぶりとなる10連騰となりました!
ただ、一本調子の上昇に対する警戒感から戻り待ちの売りも散見され、朝方の上昇一服後は上げ幅を縮小していく展開に。
個別では、経済対策関連として買いが継続しているイワブチ<5983>が前日比1000円(+17.12%)高の6840円、業界紙に取り上げられたニチダイ<6467>も前日比100円(+14.79%)高の776円とともにストップ高まで買われ、
ウチダエスコ<4699>も前日比770円(+15.84%)高の5630円と大幅に続伸。
また、DDS<3782>との提携が好感されたランシステム<3326>は前日比105円(+11.90%)高の987円と上伸。
一方、連騰の反動から利食い売りが出たチエル<3933>が前日比190円(-9.69%)安の1770円と5日ぶりに大幅に反落し、
信用規制が強化されたAKIBA<6840>は前日比670円(-9.14%)安の6660円と急落。
マザーズ指数は、東証1部市場のハイテク株が買われるなか利益確定売りが優勢となり続落。
11月半ば以降、他の指数に比べて相対的に大きく上昇していたマザーズ市場の中小型株は利益確定売りに押される展開に。
指数インパクトの大きい時価総額上位銘柄群がそろって下落したことも指数の重しとなりました。
個別では上昇トレンドが続いていたトゥエンティーフォーセブン<7074>が利食い売りに押されて12%超と大幅に反落したほか、
20年7月期第1四半期の営業利益の進捗率が14.0%に留まり計画未達の懸念が高まった一方、ベガコーポレーション<3542>が運営する越境ECモール「DOKODEMO」に出店したと発表したSOU<9270>が8%超と急伸し、MMT社製超薄型指紋センサー対応の指紋認証ライブラリをリリースしたDDS<3782>も5%超と大幅上昇。