5日の日経平均は反発
5日の日経平均株価は、
前日比164円86銭高の2万3300円09銭と反発。
出来高概算11億5000万株。
前日の米国市場は、15日より前に米中通商協議における第一段階の合意を見込んでいるとの報道を受けて両国の歩み寄り期待が再浮上し、主要株価指数は反発。対ドルでの円高一服もセンチメントの改善に寄与し、今日の日経平均は買い先行でスタート。
国内では経済対策の民間支出を含む事業規模を26.0兆円程度、財政支出を13.2兆円とする最終案を政府与党政策懇談会で提示したと報じられており、
経済対策への期待感から前場半ばには一時2万3363円44銭まで上げ幅を拡大させる局面もみられました。
後場寄り付き直後に上げ幅を縮めたものの、その後は2万3300円を挟んでのこう着が継続。
指数インパクトの大きいところでは、ファナック<6954>、ソフトバンクG<9984>、TDK<6762>、第一三共<4568>、アステラス薬<4503>、中外薬<4519>、アドバンテスト<6857>が堅調。
一方でテルモ<4543>、資生堂<4911>、NTTデータ<9613>が小安い。
リバランス中心でしょうが、米株高の流れを受けて日経平均は25日線を回復。ただし5日線との攻防となっており、5日線と25日線とのデッドクロスが接近している状況でもあり、神経質にならざるを得ないでしょう。
テクニカル面とはいえ、シグナルが悪化してくると、リバウンド機運は高まりづらいところ。
物色としてもやや内需志向のようにみられ、インデックス売買主導で日経平均は反発するも、個人主体のマザーズ指数は下落しているところをみると、オーバーウィークのポジションを避ける流れから、明日についても利食いの動きが意識されそうです。
ただ必要以上に下げた場合は個人的には買い拾っていきたいと考えております。
また本日は鉄鋼が4%を超える上昇となりましたね。
日経平均が高値圏でのこう着が続く中、低迷していたセクター等には買い戻しが意識されるほか、需給良好な銘柄などに資金が集中しやすいと考えられます。
また、マザーズは下落しているものの、出遅れ感の強い銘柄や業績成長が期待される銘柄などへは、利食いをこなしながらの物色が意識されそうです。
今日は投資の学校プレミアムさんの
相場解説ウェブセミナー(今年最後!)でした。
ご覧下さった皆様、ありがとうございました〜(o^^o)