4日の新興市場はまちまち | 三井智映子オフィシャルブログ「ちえこのなかみ」 powered by アメブロ

4日の新興市場はまちまち

3日の新興市場はまちまち。

JASDAQ平均は小幅ながら9連騰し、JASDAQ-TOP204日続伸、J-Stock Index4日ぶりに反落。

米中貿易協議の長期化を懸念した売りに米国株が大幅安となった流れを引き継いで売り先行で始まったものの、外部環境に左右されない内需の中小型株への投資意欲は強く、小幅に上昇。

内需関連の中小型株に個人投資家の投資資金が向かい、売り一巡後は買い直されていたほか、5Gなどのテーマ性のある銘柄や好業績が見込める銘柄を中心に値を上げるものが目立っていました。

個別では、5G関連の出遅れ株として注目された大井電気<6822>が前日比500円(+22.26%)高の2746円とストップ高まで買われ、

トライアイズ<4840>、ウチダエスコ<4699>もともに制限値幅いっぱいまで買い進まれました。

またミナトHD<6862>、アンビス<7071>、極東産機<6233>が上伸し、放電精密<6469>、細谷火工<4274>、イワブチ<5983>も上昇。

一方、連日の上昇の反動からリバーエレテク<6666>が前日比33円(-6.92%)安の444円と反落し、AKIBA<6840>、インフォクリエ<4769>が下落。

またカルナバイオ<4572>、セプテーニHD<4293>が下落し、日本一S<3851>Mipox<5381>、大和コン<3816>などが値下がり率上位になっています。


マザーズ指数は、反落。

個別に材料のある銘柄への物色は依然活発ながらも全体としては軟調となりました。

出遅れていたマザーズ指数も11月半ば以降はほぼ一本調子に上昇していたことから、全体相場のセンチメントが悪い中、積極的に上値を追う展開とはならず、材料のある個別株物色に留まり、全体としては前日比マイナス圏での軟調推移に。



個別では、「通販サイトの登録会員数を今後3年で現在の2倍の10万社に」との一部報道が材料視されたタイセイ<3359>26%超とストップ高まで買い進まれたほか、

中国政府が2025年までに新エネルギー車の新車販売比率の目標を引き上げるとの一部報道を受けてリチウムイオン電池関連として物色された中村超硬<6166>16%超と大きく3日続伸。

また、ビープラッツ<4381>、ベガコーポレーション<3542>なども2ケタ台の大幅上昇。

その他、REIT情報ベンダーのProp Tech plus(東京都港区)の株式を取得し子会社化すると発表したミンカブ<4436>9%超と大きく上昇。

一方、連日の急騰から利益確定売りが優勢となったブティックス<9272>と和心<9271>は揃って2ケタ台の下落。

そのほか、キャンバス<4575>、クックビズ<6558>Amazia<4424>などが値下がり率上位に。

売買代金上位では指数インパクトの大きいところで、そーせい<4565>が小幅に上昇した一方で、サンバイオ<4592>、メルカリ<4385>Sansan<4443>などは下落しています。