28日の新興市場は選別色の強い展開に。
新興市場を見てみますと、
JASDAQ平均は小幅に5日続伸、JASDAQ-TOP20は小反落し、J-Stock Indexは5日ぶりに反落。
強弱感が対立し小幅な値動きにとどまるなかで、個別材料株中心に選別色の強い展開に。
個別では、上半期の好業績が蒸し返されたセレスポ<9625>が前日比500円(+21.93%)高の2780円、
自動ブレーキ関連として買いが続いたタツミ<7268>も前日比80円(+18.31%)高の517円とともにストップ高まで買われました。
また、ナガオカ<6239>、トライアイズ<4840>、多摩川HD<6838>が上昇し、フジトミ<8740>、歯愛メディカル<3540>、遠藤製作<7841>も上昇。このほか、水晶振動子関連として買いが波及したリバーエレテク<6666>なども上昇し、値上がり率上位にランクインしました。
一方、北海道がIR誘致を断念する方針と一部で伝えられたフジタコーポ<3370>が前日比220円(-16.99%)安の1075円と大幅に続落し、
日本一S<3851>、fonfun<2323>、RISE<8836>が値を消したほか、
アンビス<7071>、テクノアルファ<3089>、日本色材<4920>、SYSHD<3988>、トミタ電機<6898>、ラクオリア<4579>などが値下がり率上位に並んでいます。
マザーズ指数は5日続伸。
前日に続き堅調なスタートとなったSansan<4443>の動向なども好感された本日のマザーズ市場は、朝方から底堅い動きに。
直近IPO銘柄の一角への短期資金流入も目立っています。
値上がり率上位銘柄では、ADLibシステムを使用した特異的抗体を含む診断薬キットの国内販売開始を発表したカイオム・バイオサイエンス<4583>が16%高になったほか、
インフォネット<4444>やWelby<4438>が共に11%高に。
売買代金上位銘柄では、セルソース<4880>、Sansan、そーせい<4565>、リブワーク<1431>、チームスピリット<4397>、メルカリ<4385>、UUUM<3990>、AI CROSS<4476>が上昇。
一方で、インパクトホールディングス<6067>、247<7074>、GNI<2160>、ロゼッタ<6182>などはさえない値動きでした。
