27日の新興市場は買い優勢 | 三井智映子オフィシャルブログ「ちえこのなかみ」 powered by アメブロ

27日の新興市場は買い優勢

日経平均が堅調に推移するなか、個人投資家のセンチメントも上向き買いが波及した新興市場は強い値動きでした。


JASDAQ平均は4日続伸、J-Stock Indexは大きく4日続伸となり、

JASDAQ-TOP20は大幅に反発。

ワークマン<7564>やハーモニック<6324>といった指数インパクトの大きい時価総額上位銘柄が値を上げたことに加え、市場では「米国市場で中小型株指数であるラッセル200011カ月ぶりの高値を付けるなど中小型株人気が続いていることもJASDAQ市場に好影響をもたらした」との声も聞かれました。

個別では、自動ブレーキ関連として人気を集めたタツミ<7268>が前日比80円(+22.41%)高の437円とストップ高まで買われ、

日パレット<4690>、シンクレイヤ<1724>、応用技術<4356>も揃って2ケタ台と上伸。

また、中国企業と販売提携した石垣食品<2901>は前日比13円(+8.55%)高の165円と上昇し、時価総額上位銘柄のメイコー<6787>9%超と大きく上昇。

一方、25日移動平均線を下回ったフジタコーポ<3370>が前日比107円(-7.63%)安の1295円と大幅に続落し、

前日にストップ高を演じた反動からトミタ電機<6898>は前日比99円(-7.38%)安の1243円と急反落。


マザーズ指数は4日続伸。

本日のマザーズ市場には朝方から買いが優勢となり、日経平均が朝高後に伸び悩むなか、マザーズ市場には後場にかけても買いが優勢となりました。

加えて、国内大手証券による新規強気カバレッジ開始が材料視されたマザーズ時価総額上位のSansan<4443>が指数を押し上げ役に。

値上がり率上位銘柄では、インパクトホールディングス<6067>やセルソース<4880>のほか、前述したSansanがストップ高になったほか、エードット<7063>Welby<4438>がそれに続いて大幅高に。

セルソースは、住商ファーマインターナショナルとヒト脂肪組織由来間葉系幹細胞の分譲に関する契約を締結したと発表しています。

売買代金上位銘柄では、カオナビ<4435>、ギフティ<4449>UUUM<3990>、カイオム・バイオサイエンス<4583>GNI<2160>、バンクオブイノベ<4393>、チームスピリット<4397>HEROZ<4382>が上昇。

カイオムは、がん治療用抗体によるマイルストーン達成を明らかにしています。

一方で、247<7074>、メルカリ<4385>、そーせい<4565>、サンバイオ<4592>はさえない値動きでした。