27日の日経平均は4日続伸
27日の日経平均株価は、
前日比64円45銭高の2万3437円77銭と4日続伸。
東証1部の売買高は10億7787万株、売買代金は1兆8960億円。
前日の米国株式市場では、同国側が対中貿易協議の第1段階合意に近づいているとの見方を示したことなどから、協議進展への期待が続き、26日の米国市場でNYダウは55ドル高と3日続伸し、連日で過去最高値を更新。主要3指数がともに続伸し過去最高値を揃って更新しました。
円相場は1ドル=109円近辺で推移しており、これら良好な外部環境を受けて投資家心理の改善が続き、本日の日経平均も79円高でスタート。一段と上値を追う動きは乏しく、ややこう着感の強い展開で日中の上下の値幅は90円弱にとどまりました。
個別では、ソフトバンクG<9984>、ソニー<6758>などがしっかり。
日立<6501>やアステラス薬<4503>は2%超上昇し、一部証券会社の目標株価引き上げが観測されたSCREEN<7735>は4%超上昇。
ファルテック<7215>は新型車の自動ブレーキ義務化との報道を受けて思惑が広がり、Fスターズ<3687>やブロドリーフ<3673>はレーティング引き上げ観測を手掛かりとした物色が向かい東証1部上昇率上位に顔を出しました。
一方、村田製<6981>が反落。前日上げの目立った電子部品株や導体関連株には利益確定の売りが出た模様です。
レーティング引き下げ観測のシスメックス<6869>は4%超の下落。
オープンハウス<3288>は「政府・与党は海外不動産への投資を通じた節税をできないようにする方針」と伝わったことで売りがかさみ、東証1部下落率上位に顔を出しました。
