新興市場に来週以降も注目です! | 三井智映子オフィシャルブログ「ちえこのなかみ」 powered by アメブロ

新興市場に来週以降も注目です!

22日の新興市場では、

相対的に弱さが目立っていたマザーズ指数が動意をみせてきており、直近の戻り高値を突破、長期的な調整トレンドの上限を突破した形状となり、来週以降もリバウンド基調が続くようだと、個人投資家のセンチメントを明るくさせるでしょう。

中小型株への見直しにより、出遅れ銘柄の修正リバウンドが次第に広がってくる可能性が期待されます。

 

JASDAQ平均、JASDAQ-TOP20J-Stock Indexはいずれも3日ぶりに反発。

本日の上昇でJASDAQ平均は節目の3600.00ptを上回り年初来高値を更新しました。


個別では、補正予算関連として循環物色されたウチダエスコ<4699>が前日比500円(+20.15%)高の2982円、

値動きの軽さから値幅取りの動きが強まったfonfun<2323>も前日比80円(+19.95%)高の481円とともにストップ高まで買われました。

また、栄電子<7567>、オリコンHD<2498>AKIBA<6840>が上伸したほか、多摩川HD<6838>、フジタコーポ<3370>、トスネット<4754>nms<2162>、構造計画<4748>などが値上がり率上位にランクイン。

一方、5日移動平均線を大きく下回った日本サード<2488>が前日比173円(-13.88%)安の1073円と急落し、RISE<8836>、トレイダーズ<8704>、テーオーHD<9812>なども下落しています。


マザーズ指数は反発。

直近IPO銘柄や好業績銘柄を中心に物色が盛んに。本日の上昇で累積売買高が積みあがっている880円どころを明確に上抜いてきており、また、200日移動平均線(892.19円)を捉える水準まできています。

来週以降の動きに注目したいところです。

個別では、まず、12の株式分割を発表したGDH<4437>16%超とストップ高まで買い進まれ、

業績上方修正の発表以降、上昇トレンドが続いているレアジョブ<6096>11%超、

昨日新規上場したトゥエンティーフォーセブン<7074>10%超、

ゲーム開発向けミドルウェア「CRIWARE」がスクウェア・エニックスの「FINAL FANTASY XV」などに採用されたと発表したCRI・ミドルウェア<3698>10%超とそろって2ケタ台の上昇。

その他に材料のあったところでは、伊藤忠テクノソリューションズ<4739>が開発したAI使用のコンタクトセンター向け電話自動音声対応ソリューション「CTC-AICON」に、音声合成「AITalk」が採用されたと発表したエーアイ<4388>8%超となっています。

一方、特段の目立った材料は観測されていないが、直近の上昇からの利益確定売りなどの動きによって売られた銘柄も。値下がり率ランキング上位はイグニス<3689>、トビラシステムズ<4441>、アイリッジ<3917>、パルマ<3461>、アクアライン<6173>BASE<4477>、パワーソリューションズ<4450>となっています。