18日の新興市場は上昇
主力市場が冴えないスタートとなった反面、新興市場には買いが先行しましたね。
JASDAQ平均、JASDAQ-TOP20、J-Stock Indexはいずれも続伸。
前週末の米国株高や日経平均の上昇を受けて、個人投資家マインドが改善し、買いが波及したようで、
市場では「東証1部の半導体関連株などに比べた出遅れ感や値動きの軽さも物色を促したようだ」との声も聞かれました。
個別では、値動きの軽さからトレイダーズ<8704>が前週末比30円(+30.93%)高の127円、
好業績を評価した買いが続いたチエル<3933>も前週末比300円(+26.22%)高の1444円とともにストップ高まで買われ、
日本色材<4920>、サンキャピタル<2134>も大幅続伸。
また、5G関連として物色された日本アンテナ<6930>が前週末比124円(+12.65%)高の1104円と大幅高となり、
新都HD<2776>、遠州トラック<9057>、自社株買いを発表したアストマックス<7162>も上昇。
一方、直近の株価上昇の反動から旭化学<7928>が前週末比57円(-9.34%)安の553円と5日ぶりに急反落したほか、
小僧寿し<9973>、アエリア<3758>、イボキン<5699>、HAPiNS<7577>、AKIBA<6840>、昭栄薬品<3537>、オリコンHD<2498>、ナビタス<6276>、イマジニア<4644>などが値下がり率上位になりました。
マザーズ指数は大幅続伸。
メルカリ<4385>を除き、アンジェス<4563>、GNI<2160>、そーせい<4565>、ミクシィ<2121>、Sansan<4443>、弁護士コム<6027>、UUUM<3990>など時価総額上位の銘柄が総じて強い値動きとなったことが背景に。
個別では、アンジェスがマザーズ売買代金トップにランクイン。
また、GNI、セルソース<4880>、ナノキャリア<4571>などバイオ株に物色が見られました。
WASHハウス<6537>は、中国での合弁会社設立に関する発表を受けた期待先行の買いが続き16%高、
旅工房の海外ツアー商品を「skyticket」で取り扱う協議を開始との発表で関心が継続したアドベンチャー<6030>も17%高と急伸。
一方、メルカリ、ホープ<6195>、霞ヶ関キャピタル<3498>などが売られました。

