15日の新興市場は
新興市場を見てみますと、
JASDAQ市場は、JASDAQ平均、JASDAQ-TOP20、J-Stock Indexはいずれも反発。
個別では、好決算などを材料に値幅取りの動きとなったトレイダーズ<8704>が前日比30円(+44.78%)高の97円、大手紙で特集された日本色材<4920>は物色されて前日比400円(+23.39%)高の2110円、昨日の調整を挟んで再び大幅高を演じたほか、
AKIBA<6840>は前日比705円(+15.58%)高の5230円、上半期の営業損益が黒字に転換したチエル<3933>も前日比150円(+15.09%)高の1144円とそろってストップ高まで買われました。
また、上半期業績が大幅な増益となった多摩川HD<6838>も16%超と大きく上昇。
この他、旭化学<7928>、サンキャピタル<2134>、小田原機<7314>、極東産機<6233>、テクノHR<6629>などが値上がり率上位にランクイン。
一方、一本調子の上昇に対する警戒感から利益確定売りが出たアエリア<3758>が前日比243円(-19.60%)安の997円と7日ぶりに大幅反落したほか、今期の営業利益が2ケタの減益見通しとなったアミファ<7800>が13%超、上半期業績が大きく下振れたナビタス<6276>も12%超と大幅下落。
マザーズ指数は、外部環境の改善を受けて個別株物色も盛んな中、4日ぶりに反発となりました。
決算など材料のある個別株の物色も盛んだったほか、決算を受けてから軟調が続いていた指数インパクトの大きいメルカリ<4385>やバイオ関連のそーせい<4565>、サンバイオ<4592>といった主力銘柄がそろって上昇したことも指数を押し上げました。
個別では、中国での合弁会社設立に関する合弁契約の締結を発表したWASHハウス<6537>が20%超と急伸したほか、第3四半期の営業利益が一転して大幅増益になったインパクト<6067>が20%超、旅工房<6548>が企画・開発する海外ツアー商品を航空券予約販売サイト「skyticket」で取り扱うよう協議を開始したと発表したアドベンチャー<6030>が19%超、
通期業績の上方修正および1対2の株式分割が好感されたレアジョブ<6096>が17%超、
今期の営業利益が2ケタの増益見通しとなったCRGHD<7041>が15%超と5銘柄そろってストップ高まで買い進まれました。
また、好決算を評価する流れが続いたエンバイオHD<6092>も13%超と大きく続伸した。その他では、ホープ<6195>、オークファン<3674>、グローバルウェイ<3936>、HANATOUR<6561>などが値上がり率ランキング上位に。
一方、19年9月期業績が大きく下振れたキャリア<6198>が15%超と大幅に反落したほか、今期が2ケタの減益見通しとなったエスユーエス<6554>は13%超、
通期の業績予想を下方修正したフェニックスバイオ<6190>は12%超。
第1四半期の最終損益の赤字幅が拡大したリファインバース<6531>は11%超とそろって大きく下落。
また、今期の営業損益が一転して赤字見込みとなったクラウドワークス<3900>とナレッジスイート<3999>も2ケタ台の下落率となっています。