13日の新興市場は | 三井智映子オフィシャルブログ「ちえこのなかみ」 powered by アメブロ

13日の新興市場は

新興市場を見てみますと、

JASDAQ平均は小幅に3日続伸し、JASDAQ-TOP20J-Stock Indexはともに4日続伸。

本日のJASDAQ市場は、本格化している新興市場の決算発表を受けた個別材料株を中心に物色意欲が盛り上がりました。

また、ユニバーサル<6425>、セリア<2782>など時価総額上位銘柄の一角が堅調に推移したこともプラスに働いています。

ただ、時間外取引での米国株の下落や日経平均の200円を超す反落などを受けて、短期的な相場上昇に対する警戒感も台頭し、利益確定売りも散見された結果、

上昇して始まった後は上値の重い展開となり、全般は小幅な値動きにとどまりました。

個別では、連日ストップ高水準まで買われた流れを引き継いだナガオカ<6239>が前日比300円(+28.76%)高の1343円、

好業績を評価する動きが続いたセレスポ<9625>も前日比400円(+24.21%)高の2052円、

今期営業損益の黒字転換を見込むイメージワン<2667>は前日比100円(+19.34%)高の617円、

東芝デバイス&ストレージによる株式公開買い付け(TOB)に賛同の意を表明したニューフレア<6256>も前日比1500円(+15.50%)高の11180円と4銘柄そろってストップ高まで買い進まれました。

このほか、歯愛メディカル<3540>、ネクストウェア<4814>、小僧寿し<9973>AKIBA<6840>、日本アイ・エス・ケイ<7986>、日本一S<3851>などが値上がり率上位にランクイン。

一方、前日の急騰の反動からRISE<8836>が前日比7円(-16.67%)安の35円と反落し、グロームHD<8938>15%超と大きく下落。

上半期営業利益が2ケタ減益となり、事前の会社予想値も大幅に下回った栄電子<7567>は前日比60円(-8.97%)安の609円と下落。

また、今期営業利益が2ケタの減益見通しとなったCSSHD<2304>、上半期営業損益が前年に続き赤字となったリバーエレテク<6666>

10月の月次売上高が前年同期比で25.3%減となったアマガサ<3070>などが値下がり率上位になりました。


マザーズ指数は続落。

マザーズ市場にも朝方から売りが波及する展開となりましたが、為替市場にて1ドル=109円台を回復するなど、円高基調が一服したことでマザーズ銘柄に対する押し目買いにも繋がり、前引けにかけてマザーズ指数は下げ渋りました。

物色としては、時価総額上位銘柄には総じて底堅い動きが目立ったものの、決算後に売り込まれたそーせい<4565>やユーザベース<3966>が指数を押し下げる展開に。

値下がり率上位銘柄では、ログリー<6579>19%安になったほか、リビン・テクノロジーズ<4445>やユーザベースがそれに続いて大幅安に。

売買代金上位では、前日に発表した1912月期第3四半期決算後に大きく売り込まれたそーせいが9%安になったほか、セルソース<4880>、ロゼッタ<6182>、サンバイオ<4592>ALBERT<3906>、ホープ<6195>、中村超硬<6166>UUUM<3990>が軟調。

一方で、上期営業利益予想を3億円に上方修正した総医研ホールディングス<2385>や自社株買いを発表したJIG-SAW<3914>のほか、メルカリ<4385>、アンジェス<4563>、ブシロード<7803>、ラクス<3923>などは堅調でした。