8日の日経平均は4日続伸
今日は立冬ですね。
8日の日経平均株価は、
前日比61円55銭高の2万3391円87銭と4日続伸。
前日の米国市場は、中国商務省が、米中貿易協議において発動済みの追加関税を段階的に撤廃する方針で一致したと発表したことが好感されてNYダウは182ドル高と反発し、過去最高値を更新。
この流れを受けて日本市場もリスク選好ムードが広がり、日経平均は219円高からスタート。ただ、現時点での関税撤廃合意を否定する米高官の発言が伝わり、前引けにかけてマイナスに転じる場面も。
目先の利益を確定する売りも上値を抑え、後場は小高い水準でもみ合う展開が続きました。
終値としては4日連続で年初来高値を更新。
東証1部の売買高は16億2680万株、売買代金は3兆1255億円。
個別では、前日に決算を受けて売られたソフトバンクG<9984>が反発。
トヨタ自<7203>は決算を評価した買いが続いたほか、三菱UFJ<8306>や三井住友<8316>といったメガバンク株は米長期金利の上昇が買い材料視されました。
また4-9月期決算が市場予想を上回ったテルモ<4543>は13%超高と急伸し、自社株買い実施を発表したキリンHD<2503>は9%超の大幅高。
一方、ファーストリテ<9983>、キーエンス<6861>、東エレク<8035>などが軟調で、任天堂<7974>は小幅に下落。
決算発表銘柄では業績予想を実質下方修正した資生堂<4911>が8%超下落し、楽天<4755>やバンナムHD<7832>、ルネサス<6723>も下げが目立っています。
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