1日の新興市場は | 三井智映子オフィシャルブログ「ちえこのなかみ」 powered by アメブロ

1日の新興市場は

新興市場を見てみますと、

JASDAQ平均は小幅に続伸し、JASDAQ-TOP205日ぶりに反発、J-Stock Index3日ぶりに反発。

朝方の売り一巡後はプラス圏まで浮上し、その後は前日の終値を挟んでのもみ合い展開にとどまったものの、

マクドナルド<2702>やワークマン<7564>など指数寄与度の高い時価総額上位銘柄の一角が堅調に推移しており、全般はしっかりとした動きでした。

個別では、好決算を背景に人気化したテクノホライゾンHD<6629>が前日比80円(+17.82%)高の529円、

前日にストップ高まで買われた流れを引き継いだニチリョク<7578>は前日比150円(+15.82%)高の1098円とともにストップ高水準まで買われ、

今期営業利益の下方修正幅が限定的と捉えられたセリア<2782>のほか、ヒーハイスト<6433>、ケイブ<3760>なども上伸。

また、任天堂<7974>の好決算から思惑買いを集めたシライ電子<6658>も前日比25円(+8.47%)高の320円と反発となりました。

一方、一時75日移動平均線を下抜けた日本一S<3851>が前日比288円(-15.96%)安の1516円と続落し、前日にストップ高を演じた反動からエイシアンスタ<8946>も前日比22円(-12.94%)安の148円と急反落。

この他では、ジオマテック<6907>、グロームHD<8938>、倉元<5216>、高度紙<3891>、オンキヨー<6628>、クラスターT<4240>、神田通機<1992>などが値下がり率上位にランクイン。


マザーズ指数は、外部環境の悪化に振らされるかたちとなり、前日比で変わらずの水準。

リスクオフムードのなか反落して始まりましたが、下げ幅をじりじりと縮小した形です。

個別では、塩野義製薬<4507>によるTOB(株式公開買い付け)価格にサヤ寄せされたUMNファーマ<4585>が前日比17%超のストップ高水準まで買い進まれ大きく続伸。

AIカメラによるリアル店舗解析ツールを提供する台湾のSkyREC Inc.との業務提携を発表したアジャイル<6573>6%超の上昇を見せて大幅続伸。

その他では、大きく2日続伸となって一気に75日移動平均線を上抜いてきたVALUENEX<4422>をはじめ、

再び25日線上に復帰した手間いらず<2477>などが値上がり率上位にランクイン。

一方、第3四半期の累計営業利益が2ケタの減益となったJIA<7172>24%超とストップ安水準まで売られたほか、

連日ストップ高を演じた反動が続いた中村超硬<6166>18%超の大幅続落に。また、窓をあけて大きく75日線を割ったEduLab<4427>16%超、上半期営業利益が2ケタ減益となったファンデリー<3137>13%超と、それぞれ大きく下落しました。


本日マザーズ市場に新規上場したダブルエー<7683>は公開価格を0.2%下回る4680円で初値を付け、そのまま下げ幅を拡げるかたちで4225円が終値となっています。