31日の新興市場は
新興市場を見てみますと、
JASDAQ平均は小反発し、JASDAQ-TOP20は4日続落、J-Stock Indexは続落。
個別では、中国企業2社と戦略的提携の枠組み協定を締結したエイシアンスタ<8946>が前日比50円(+41.67%)高の170円、
業績予想を上方修正したニチリョク<7578>が前日比150円(+18.80%)高の948円とともにストップ高まで買われ、
値動きの軽さから値幅取りの動きとなった新都HD<2776>も26%超と大きく上伸。
また、上半期業績の上振れ着地に加えて自社株買いが好感されたクレオ<9698>が前日比239円(+15.58%)高の1773円と急伸し、
台湾のInventecと中国での車載用スピーカー等の生産を目的に資本提携を行うと発表したオンキヨー<6628>も5円(+13.51%)高の42円と大幅反発。
一方、半導体関連株安の流れや信用取引に関する臨時措置の実施が嫌気された栄電子<7567>が前日比150円(-17.24%)安の720円とストップ安まで売られ、
量子コンピューター関連として人気化していたYKT<2693>も15%超と大きく下落。
この他では、ホロン<7748>、ニューフレア<6256>、ブロメディア<4347>、小田原エン<6149>、トライアイズ<4840>、セプテーニHD<4293>、エスケーエレク<6677>などが値下がり率上位になりました。
マザーズ指数は反発。
値上がり上位銘柄では、塩野義製薬<4507>がTOB(株式公開買い付け)を実施して完全子会社化すると発表したUMNファーマ<4585>はストップ高比例配分となったほか、
ログリー<6579>やリブワーク<1431>がそれに続きました。
そーせい<4565>、アンジェス<4563>、サンバイオ<4592>、オンコリス<4588>、ロゼッタ<6182>、弁護士ドットコム<6027>、AI CROSS<4476>、TKP<3479>、JIA<7172>が上昇。
オンコリスは、岡山大学と次世代テロメライシンOBP-702の業務請負契約締結で合意したことを発表しています。
一方で、直近IPO銘柄であるジェイック<7073>やセルソース<4880>のほか、中村超硬<6166>、メルカリ<4385>、UUUM<3990>などは下落となっています。