31日の日経平均は反発 | 三井智映子オフィシャルブログ「ちえこのなかみ」 powered by アメブロ

31日の日経平均は反発

31日の日経平均株価は、

前日比8392銭高の2292704銭と反発。

出来高概算146000万株。


米連邦公開市場委員会(FOMC)では、大方の予想通り、今年3度目の0.25Pt利下げを発表。パウエルFRB議長は今後の利上げには大幅なインフレ率上昇が必要になるとの認識を示し、発表後に米国市場は上げ幅を広げました。

また、米アップルは取引終了後に7-9月期決算を発表し、売上高、1株利益ともに予想を上振れており、時間外で上昇していることも材料視される中、日経平均も買い先行でスタート。

午前10時頃に発表された中国の製造業購買担当者景気指数(PMI)が市場予想を下回ったことが嫌気される売りに転じましたが、円高が一服するに伴って市場が落ち着きを取り戻し、再度上昇基調に転じました。

アドバンテスト<6857>、アンリツ<6754>など上方修正を発表していた企業への利益確定の動きなどが慎重にさせた面もあったようです。

 

また、日本銀行は金融政策決定会合で、現行の政策運営方針の維持が賛成多数で決定されました。

物価目標へのモメンタムが損なわれる恐れに引き続き注意が必要な情勢として、政策金利のフォワードガイダンス(指針)を修正し、将来の利下げの可能性を明示しています。

これが材料視されたほか、前引け時点でTOPIX0.28%安と下げていたこともあり、後場は日銀のETF買い入れ観測なども下支えして底堅い相場展開となったといえます。

 

指数インパクトの大きいところでは、ソフトバンクG<9984>、ファーストリテ<9983>、塩野義<4507>、ソニー<6758>、花王<4452>が堅調。

一方でアドバンテスト、ファミリーマート<8028>、エーザイ<4523>が冴えない値動き。

 

日経平均は節目の23000円近辺での強弱感が対立しています。

また、アドバンテスト、アンリツなど上方修正を発表していた企業への利益確定の動きなど、これまでとやや違った株価反応をみせてくる銘柄も目立ってきており、

決算ピークを今後迎える中では様子見姿勢が強まりやすいところでしょう。

また、週末3連休を控えているほか、米雇用統計の発表もあり、明日は引き続き底堅さが意識されるものの、こう着感が強まりやすいと考えられます。

また、利食いが見られてきたハイテク株については、アップルの決算を受けた米国市場の動向次第では、改めて見直す流れが強まる可能性がありそうです。

 

今日で10月もラスト。

今年もあと二カ月!相場も上向き♡頑張りましょうー!