30日の新興市場は利確売りが優勢に。 | 三井智映子オフィシャルブログ「ちえこのなかみ」 powered by アメブロ

30日の新興市場は利確売りが優勢に。

30日の新興市場を見てみますと、

JASDAQ平均は9日ぶりに小反落、JASDAQ-TOP203日続落、J-Stock Index4日ぶりに反落となりました。

JASDAQ平均が昨日までの間に8連騰していたことなどもあり、これまでの一本調子の上昇に対する警戒感から利益確定売りが優勢となりました。

ただ、米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果待ちとのムードが強く、利食い売りが一巡した後は次第に様子見ムードが広がり、全般は小幅な値動きにとどまった模様です。



個別では、業績予想を上方修正した医学生物<4557>が前日比502円(+18.07%)高の3280円とストップ高まで買われたほか、

量子コンピューター関連として人気化してから好調が続くYKT<2693>が本日も15%超の大幅高を演じて大きく7日続伸。

上半期営業利益が前年同期比で2ケタ増となったディーエムエス<9782>9%超と大幅に6日続伸しています。

一方、このところの株価上昇に対する反動からユビAI<3858>が前日比115円(-14.48%)安の679円と大幅に反落し、

今期純利益予想が市場コンセンサスに届かなかったセプテーニHD<4293>は前日比48円(-14.29%)安の288円と急反落。

このほか、TBCSCAT<3974>、エイケン工業<7265>Shinwa<2437>、テセック<6337>、栄電子<7567>、ケア21<2373>SEMITEC<6626>、ビジョナリーホールディングス<9263>などが値下がり率上位に並んでいます。


マザーズ指数は9日ぶり反落。

外部環境の手がけにくさや、マザーズ指数は直近8営業日で5%近い上昇となったこともあり、次第に利益確定の売りに押される展開に。

値下がり率上位銘柄では、前日にIPOしたジェイック<7073>17%安になったほか、ホットリンク<3680>8%安、アプリックス<3727>9%安。

売買代金上位では、サンバイオ<4592>、ログリー<6579>JIA<7172>、メルカリ<4385>、弁護士ドットコム<6027>TKP<3479>が軟調。

一方で、週初に上場したセルソース<4880>がストップ高水準まで買い進まれたほか、

中村超硬<6166>、そーせい<4565>、ブシロード<7803>AI CROSS<4476>、インティメート・マージャー<7072>、ロゼッタ<6182>ACCESS<4813>、サイバー・バズ<7069>は堅調となっています。