29日の新興市場はさらに上昇 | 三井智映子オフィシャルブログ「ちえこのなかみ」 powered by アメブロ

29日の新興市場はさらに上昇

今日は先に新興市場の情報から。


JASDAQ平均は小幅に8日続伸し、

JASDAQ-TOP20は続落、J-Stock Index3日続伸。

個人投資家のマインドも一層上向いたことでJASDAQ市場にも主力株中心に買いが先行。

半導体関連や量子コンピューターなどテーマ性のある中小型株にも買いが波及したほか、好決算などを発表した銘柄にも投資資金が向かいましたが、

JASDAQ平均は今日で8連騰となるだけに一本調子の上昇に対する警戒感もあり、戻り待ちの売りや目先の利益を確保しようとする売りも散見され、基本的には一日を通して狭いレンジ内での小動きに留まっています。


個別では、半導体関連株物色の流れに乗り栄電子<7567>が前日比150円(+18.40%)高の965円、

量子コンピューター関連として蒸し返されたYKT<2693>は前日比80円(+17.66%)高の533円とともにストップ高。



また、後場の間に新製法による自由形状のガラス製光学部品の受注活動を開始したと発表した岡本硝子<7746>29円(+13.94%)高の237円と後場から急伸したほか、

業績予想を上方修正したこころネット<6060>も前日比112円(+12.00%)高の1045円と急反発。

一方、上半期の営業利益が2ケタの減益となったIXナレッジ<9753>が前日比96円(-11.81%)安の717円と8日ぶりに反落したほか、

前日にストップ高を演じた反動から大伸化学<4629>も前日比83円(-5.49%)安の1430円と反落しています。


マザーズ指数は8日続伸。

日米そろっての株高商状のなか、マザーズ市場においても、個人投資家心理が一層上向き、売買代金上位ではサンバイオ<4592>をはじめとした主力のバイオ関連株などが大きく上昇したほか、決算など個別材料のあった銘柄に強い物色がみられました。


個別では、子会社が日本郵政キャピタルから7億円の資金調達をすると発表したホットリンク<3680>26%超のストップ高。





また、連日ストップ高を演じている中村超硬<6166>のほか、

一部メディアが「ウェブ上で利用者がどんなページを見たかを記録する『クッキー』について、公正取引委員会は、利用者の同意なく収集して利用すれば独占禁止法違反になる恐れがあるとして規制する方向で検討に入った」と報じたことで買い材料視されたログリー<6579>などもストップ高水準まで買い進まれました。

その他、昨日に12の株式分割を発表したLib Work<1431>や上半期業績で前年同期比6%増の営業増益を達成した弁護士ドットコム<6027>なども大きく上昇。

一方、直近IPO銘柄であるBASE<4477>をはじめ、NATTY<7674>、エル・ティー・エス<6560>、アプリックス<3727>Chatwork<4448>、ツクルバ<2978>Welby<4438>などが値下がり率上位に並んでいます。

なお、本日マザーズ市場に新規上場したジェイック<7073>は公開価格の約2.2倍となる10320円で初値を付け、12650円が終値となりました。

昨日マザーズ市場に新規上場し、初値が付かなかったセルソース<4880>は、公開価格の2.6倍となる6020円で初値をつけ、7020円で取引を終えています。