25日の新興市場は上昇 | 三井智映子オフィシャルブログ「ちえこのなかみ」 powered by アメブロ

25日の新興市場は上昇

新興市場を見てみますと、

JASDAQ平均は小幅ながら6日続伸し、JASDAQ-TOP208日続伸、J-Stock Indexは反発。

個別に材料が出た銘柄や量子コンピューターなどのテーマ性のある銘柄、好業績な内需関連銘柄などに物色の矛先が集まった模様です。ただ、東証1部の主要企業の決算発表本格化を前に模様眺めムードが強く、全般は小幅な値動きにとどまった。

個別では、値動きの軽さから値幅取りの動きとなった中央化学<7895>が前日比80円高(+18.43%)高の514円とストップ高まで買われました。

前日の米国市場で半導体企業の好決算を受けて東証1部市場でも半導体関連銘柄が大きく買われるなか、JASDAQ市場でも、半導体関連として物色された栄電子<7567>やフェローテク<6890>2ケタ台の上昇。

また、量子コンピューター関連として昨日からの物色の流れを引き継いだユビAI<3858>13%超と上伸。

連結子会社が人材派遣事業などを行う新会社を設立すると発表したソフィアHD<6942>10%超の大幅高に。

この他、大幅な増益決算が買い材料視されたA&T<6722>をはじめ、ネクストウェア<4814>、ムラキ<7477>、内外テック<3374>、タカギセイコー<4242>などが値上がり率上位にランクインしています。

一方、値下がり率トップはプロパスト<3236>6%超と急反落し、急騰の反動から利益確定売りが続いた精工技研<6834>6%超安の3595円と続落しています。


マザーズ指数は6日続伸。

前日の米市場でハイテク株が好決算から買われたことを背景にテクノロジー関連の多いとされるマザーズ市場にも朝方から買いが優勢に。

利益確定の動きもみられたものの、引けにかけて持ち直し、上げ幅を拡大。物色としては、時価総額上位銘柄への見直しの動きや、決算を受けた個別物色などが活発でした。

値上がり上位銘柄では、科学技術振興機構が「ゼオライトナノ粒子の製造方法と粒径制御技術」を成功と認定したことが引き続き材料視される中村超硬<6166>33%高になったほか、

チームスピリット<4397>ACCESS<4813>がそれに続いて大幅高に。

売買代金上位では、メルカリ<4385>、そーせい<4565>、リックソフト<4429>Chatwork<4448>、ドリコム<3793>Sansan<4443>が堅調。

一方で、ブシロード<7803>、エディア<3935>anfac<7035>などはさえない値動きでした。

なお、本日上場したBASE<4477>の初値は公開価格を6.9%下回る1210円、

上場2日目となるインティメート・マージャー<7072>の初値は同比約2.1倍の4000円となっています。