24日の新興市場にも物色は
新興市場を見てみますと、
JASDAQ平均は5日続伸、JASDAQ-TOP20は7日続伸し、J-Stock Indexは3日ぶりに小反落。
投資マインドの改善がJASDAQ市場にも買いが波及。また、米グーグルが量子コンピューターを使ってスーパーコンピューターを大きく超える性能を実証したと発表したことで、量子コンピューター関連銘柄が人気化したことも個人のマインド改善につながったようです。
個別では、電子部品・半導体関連として物色されたSEMITEC<6626>が前日比500円(+17.42%)高の3370円、栄電子<7567>は前日比100円(+16.37%)高の711円とともにストップ高まで買われ、
量子コンピュータ関連として物色されたYKT<2693>は前日比43円(+11.14%)高の429円と大幅に3日続伸。
この他では、バッファロー<3352>、ウエストHD<1407>、アミファ<7800>、新都HD<2776>、メディシノバ<4875>、JエスコムHD<3779>、愛光電気<9909>などが値上がり率上位にランクインしました。
一方、材料出尽くし感から売られた3Dマトリクス<7777>が前日比69円(-10.97%)安の560円と3日ぶりに大幅反落したほか、
クラスターT<4240>、日本ユピカ<7891>、ジェイテック<2479>、遠州トラック<9057>、不二硝子<5212>、ホーブ<1382>、アンビス<7071>、ベクター<2656>、オンキヨー<6628>などが値下がり率上位になっています。
マザーズ指数は5日続伸。
個別では、開発課題として取り組んでいた「ゼオライトナノ粒子の製造方法と粒径制御技術」が科学技術振興機構から成功と認定されたと発表してから昨日まで3日連続でストップ高を演じていた中村超硬<6166>が本日も35%超のストップ高水準まで買われました。
また、外資証券により新規に最上位でのレーティングが開始されたサンバイオ<4592>が9%超、
連結子会社が米AT&Tの子会社との間で業務提携契約を締結したと昨日に発表したACCESS<4813>が8%超とそれぞれ大きく上伸。
その他では、イノベーション<3970>、シルバーエッグ・テクノロジー<3961>、サーバーワークス<4434>、レアジョブ<6096>、ASJ<2351>、アイペット損害保険<7323>などが値上がり率ランキングの上位となりました。
一方、連日のストップ高からの利益確定売りが続いた霞ヶ関キャピタル<3498>が本日も9%超と大きく下げたほか、
くふうカンパニー<4399>、トレンダーズ<6069>、ギフティ<4449>、and factory<7035>、Lib Work<1431>、ビープラッツ<4381>、フーバーブレイン<3927>などが値下がり率上位に並んでいます。
また、本日マザーズ市場に新規上場したインティメート・マージャー<7072>は公開価格と同じ1900円の買い気配でスタートした後、
結局値がつかず、気配値上限である4370円の買い気配のまま本日の上場初日を終えました。