23日の新興市場は続伸 | 三井智映子オフィシャルブログ「ちえこのなかみ」 powered by アメブロ

23日の新興市場は続伸

23日の新興市場を見てみますと、

JASDAQ平均は4日続伸、JASDAQ-TOP206日続伸し、J-Stock Indexは続伸。

本日の日経平均株価は底堅く推移し、これが買い安心感としてJASDAQ市場にも買い気が波及したものの、

投資家の関心が主力企業の20199月中間決算に移っており、積極的に上値を追うまでには至らず、狭い値幅での展開にとどまりました。

個別では、連結子会社が外国人人材受け入れ制度における登録支援機関に認定されたジェイテック<2479>が前営業日比80円(+37.74%)高の292円、


中小型の半導体関連株物色の流れが続いた栄電子<7567>は前営業日比100円(+19.57%)高の611円、

交通系ICカードに特化した新型運賃箱を開発した小田原機器<7314>は前営業日比100円(+16.10%)高の721円といずれもストップ高まで買われました。



また、値動きの軽さから値幅取りの動きが強まったクラスターT<4240>は前営業日比61円(+9.40%)高の710円と上伸したほか、

日本ユピカ<7891>171円(+13.69%)高の1420円と大きく上昇しています。

一方、休日前にストップ高を演じた反動からプロパスト<3236>が前営業日比34円(-14.05%)安の208円と反落したほか、

連騰の警戒感からシスロケ<2480>が前営業日比137円(-7.58%)安の1670円と4日ぶりに反落しました。


マザーズ指数は4日続伸。

東証1部市場で、米食品医薬品局(FDA)に対して、米バイオジェンと共同開発したアルツハイマー病治験薬「アデュカヌマブ」の新薬承認を申請すると発表したエーザイ<4523>がストップ高水準まで買われたことが波及するかたちで、マザーズ市場においても指数インパクトの大きいバイオ関連株が物色されるかたちで上昇しました。

個別では、連結子会社の新日本プロレスリングが米国に新会社を設立すると発表したブシロード<7803>が一時2%超上昇しましたが、その後は利益確定売りに押され、結局前日比で0.5%超の下落。

また、加齢黄斑変性症治療薬として開発を進めているRBM-007に関し、日本の特許庁から特許査定を得たと発表したリボミック<4591>は一時7%近くまで買い進まれたが、こちらも後半は失速して結局前日比3%超の上昇に留まりました。



また、値上がり率上位では、中村超硬<6166>16%超とストップ高水準まで買われて大きく3日続伸となったほか、

アプリックス<3727>、サーバーワークス<4434>などが11%超の上昇。

一方、利益確定売りの流れが続いたエディア<3935>5%超と大きく下げたほか、5日連続で2ケタ上昇を見せて急騰感が強まっていた霞ヶ関キャピタル<3498>5%超の反落となりました。