18日の新興市場は | 三井智映子オフィシャルブログ「ちえこのなかみ」 powered by アメブロ

18日の新興市場は

新興市場を見てみますと、

JASDAQ平均は小幅続伸、JASDAQ-TOP204日続伸し、J-Stock Indexは小反落。

東証1部市場で主力銘柄が上昇し日経平均が一時年初来高値を更新したことで、

新興市場でも投資家心理が改善し、買いが先行してスタート。

また、中国が午前に発表した7-9月期の実質GDP(国内総生産)が6.0%と、市場予想(6.1%)を下回ったことで、同国政府による景気対策強化の思惑が働き、JASDAQ市場での中国関連銘柄筆頭格であるハーモニック<6324>が新高値を更新したこともプラスに働いたようです。


個別では、東京五輪関連として物色が続いたホーブ<1382>が前日比300円(+22.62%)高の1626円、好業績予想が引き続き好感されたシスロケ<2480>は前日比300円(+20.16%)高の1788円とともにストップ高。

この他、トライアイズ<4840>、クラスターT<4240>HAPiNS<7577>No.1<3562>、小田原エン<6149>SAMURAI<4764>などが値上がり率上位にランクインしました。

一方、25日移動平均線を下回ったワークマン<7564>が前日比840円(-10.01%)安の7550円と反落し、短期急騰の反動安の流れが続いた日本興業<5279>も前日比78円(-8.13%)安の882円と続落しています。


マザーズ指数は、小幅に続伸。

個人投資家センチメントの改善からマザーズ市場にも買い気が波及したものの、後場に入ってからはマザーズ市場でも、時価総額の大きいサンバイオ<4592>やメルカリ<4385>、ミクシィ<2121>など売り圧力に押されたことによって指数は押し下げられ、上げ幅を大きく縮小するかたちとなりました。


個別では、開発課題として取り組んでいた「ゼオライトナノ粒子の製造方法と粒径制御技術」について科学技術振興機構から成功と認定されたと発表した中村超硬<6166>25%超、

今期大幅増益見通しを発表してから昨日まで3日連続でストップ高を付けている霞ヶ関キャピタル<3498>18%超、

前場取引時間中に、中国の情報テクノロジー会社であるチェンザオと同国での心理相談に関するAPIを使用したコンテンツ配信に関する業務提携契約を締結したメディア工房<3815>17%超と、

いずれもストップ高水準まで買われました。

また、東京証券取引所本則市場への変更を申請し、パッシブファンドからの資金流入などの思惑からピーバンドットコム<3559>9%超と大きく上昇。 

一方、レアジョブ<6096>、昨日からの利益確定売りの流れが続いたイノベーション<3970>3連騰からの利食い売りが優勢となったパワーソリューションズ<4450>はいずれも7%超の下落。

その他、Welby<4438>、減損損失の計上発表から売りの流れが続いたSansan<4443>、今期の小幅な増益見通し発表からの売りが続いたウォンテッドリー<3991>などが値下がり率上位となっています。