10日の新興市場は | 三井智映子オフィシャルブログ「ちえこのなかみ」 powered by アメブロ

10日の新興市場は

新興市場を見てみますと、

JASDAQ平均、JASDAQ-TOP20J-Stock Indexはいずれも小幅に続落。

2019年のノーベル化学賞に旭化成<3407>の吉野彰・名誉フェローらの受賞が決まり、リチウムイオン電池関連株の一角が値を上げるなか、正極材を手掛ける田中化研<4080>にも物色の矛先が向かいました。

個別では、急ピッチの上昇に対する警戒感から利食い売りが出たプロルート<8256>が前日比27円(-16.67%)安の135円と大きく下落し、月次動向において9月の売上高が前年同月比で15.5%減と大きく落ち込んだアマガサ<3070>84円(-14.79%)安の484円と大幅下落。

一方、値動きの軽さから値幅取りの動きになったフォーバルRS<9423>が前日比20円(+23.26%)高の106円と大幅に続伸。

また、TOB価格にさや寄せする動きとなった創通<3711>が前日比400円(+21.41%)高の2268円、復興関連銘柄として物色された日本興業<5279>も前日比150円(+20.83%)高の870円とともにストップ高まで買われました。


マザーズ指数は大幅続落。 

値下がり率上位銘柄では、直近IPO銘柄のギフティ<4449>や前日の決算が嫌気されたスタジオアタオ<3550>10%安になったほか、決算を明日に控えるチームスピリット<4397>や材料のあったエヌ・ピー・シー<6255>がそれに続いて大幅安に。配当予想の増額修正や自社株買いが朝方に好感されたエヌ・ピー・シーに対しては、朝方の買い一巡後に利食い売りが優勢になりました。

売買代金上位では、AI CROSS<4476>、そーせい<4565>、サンバイオ<4592>、ブシロード<7803>、メルカリ<4385>UUUM<3990>、ロゼッタ<6182>、オンコリス<4588>が軟調。

一方で、レアジョブ<6096>6%高になったほか、HENNGE<4475>、ミクシィ<2121>Sansan<4443>GNI<2160>、ホープ<6195>が上昇しています。