明日の相場に向けて
今日の日経平均は反落したものの底堅さが意識された格好ですが、
出来高は薄く、ほぼ横ばいの中で、断続的なインデックス売買の影響といったところでしょう。
日経平均は25日線に上値を抑えられる半面、75日線が支持線として意識される格好です。
25日線をクリアしてくれば直近で空けていたマド埋めが意識される半面、
75日線を割り込んでくるようですと、節目の21000円処が意識されてくるため、
米中閣僚級協議の行方を見極めたいところでしょう。
また、明日は安川電機<6506>の決算発表が予定されています。
産業用ロボットでは世界トップクラスであり、ここ数年は中国の設備投資需要を取り込んで成長を拡大させてきました。
安川電機の決算内容によっては、中国経済への警戒感が高まり、さらに中国の需要を取り込んできた日本の製造業に対する不透明感が強まりやすいと考えられます。
信用需給は売り長の状況であり、決算で悪材料出尽くしとなる展開となれば、センチメントを明るくさせそうです。
SMBC日興証券さんの動画をまだご覧になっていない方はぜひ一度ご覧ください。
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