4日の日経平均は3日ぶりに反発
4日の日経平均株価は、
前日比68円46銭高の2万1410円20銭と3日ぶりに反発。
東証1部の売買高は11億0345万株、
売買代金は1兆8219億円。
前日3日のダウ平均は122.42ドル高の26201.04、
ナスダックは87.02ポイント高の7872.27と、米市場は反発。
9月の非製造業の景況感が市場予想を下ぶれ、悪化しましたが、
10月29-30日開催のFOMC、12月のFOMCで今年3、4度目の利下げがあるとの期待感からハイテク株などに買いが入りました。
為替相場では1ドル=106円台後半と円高方向に振れ、本日の日経平均は25円安からスタート。
前場は今晩発表される米9月雇用統計の内容を見極めたいとの思惑が強く、小安い水準でのもみ合いが続きました。
ただ、後場に入るとスマートフォン「iPhone」の2019年生産台数が上方修正されたなどと伝わり、引けにかけて強含みに。
個別では、任天堂<7974>、村田製<6981>、ソニー<6758>などが堅調で、ソフトバンクG<9984>やトヨタ自<7203>は小幅に上昇。
一部証券会社のレーティング引き上げが観測されたJR東海<9022>は3%超の上昇。
また、新移動サービス推進のための企業連合に参画すると発表した日本エンター<4829>が大商いで東証1部上昇率トップ。
企業内ナレッジサイトの販売を開始したサイバネット<4312>なども急伸し、中小型の材料株が物色を集めました。
一方、ファーストリテ<9983>、武田薬<4502>、アドバンテス<6857>などがさえない値動き。
三菱UFJ<8306>などの金融株は米利下げ観測の高まりで売りが先行。信用取引に関する規制が強化されたコロプラ<3668>は4%超下落しています。
9月既存店売上高が1年ぶりの減少となった幸楽苑HD<7554>や、前日の取引終了前に業績下方修正を発表したオンワードHD<8016>なども大きく売られ、アトラ<6029>が東証1部下落率トップとなりました。