3日の日経平均は大幅下落 | 三井智映子オフィシャルブログ「ちえこのなかみ」 powered by アメブロ

3日の日経平均は大幅下落

3日の日経平均株価は、

前日比43687銭安の2134174銭と大幅に下落。

出来高概算122000万株。

米国市場ではISM製造業に続いて、9ADP雇用統計が予想を下振れ、景気後退への懸念から投資家のリスク選好姿勢が後退。前日の米主要3指数がそろって大幅続落。

この流れを受けた日本株市場は、シカゴ先物にサヤ寄せする格好から売り優勢の展開に。

後場はこれまで同様、こう着感が強まっており、21300円を挟んでの推移となりました。日経平均の下落幅は一時500円を超える局面もみられましたが、日銀のETF買い入れなどの需給思惑辺りが、下げ渋りにつながったようです。

 

指数インパクトの大きいところでは、ファーストリテ<9983>、ファナック<6954>、ソフトバンクG<9984>、京セラ<6971>、テルモ<4543>、ファミリーマート<8028>が重石に。

一方で、東エレク<8035>、第一三共<4568>の底堅さが目立ちました。

 

日経平均はギャップスタートで25日線を割り込むと、その後も下げ幅を広げており、センチメントは悪化しています。

ただし、需給面が良好な銘柄などへは買い戻しといった流れにも向かわせており、急落ではあるが、比較的落ち着いた値動きといったところでしょう。

また、東証2部やJASDAQ指数などは相対的に底堅さがみられており、インデックスに絡んだ商いに振らされ難い中小型株などはしっかり、と言えそうです。

米国ではISM非製造業指数の結果に関心が集まっており、コンセンサスを割り込んでくるようだと、米雇用統計も控えていることあり、オーバーウィークのポジションを避ける動きから、一段の調整が警戒されやすいところ。

一方で東エレクの底堅い値動きにみられるように、弱気に傾いていたセンチメントの中で、警戒されていた銘柄などへはショートカバーが意識されやすいでしょう。

先行き不透明ながらも、需給妙味の大きい銘柄へのリバランスの動きを意識しておきたいですね。

↑リス🐿

わかりますか?木の上でくるみを食べています。

動物と、遠足にきているたくさんの子供達に癒されました♡