2日の日経平均は反落 | 三井智映子オフィシャルブログ「ちえこのなかみ」 powered by アメブロ

2日の日経平均は反落

2日の日経平均株価は、

前日比10663銭安の2177861銭と反落。

出来高概算117000万株。


9月の米ISM製造業景況感指数が2カ月連続で節目の50を下回り、20096月以来の低水準となったことで、米景気減速への警戒感から前日の米国市場は主要3指数そろって大きく下落。

加えて、夜間に進んでいた対ドルでの円高基調や、香港デモでの負傷者発生による地政学リスクの台頭などもあり、

シカゴ先物にサヤ寄せする格好から本日の日本市場は全面安商状で始まりました。

しかし1ドル=107円台後半に振れていた為替相場においても円高進行が一服し、下げ渋りをみせています。


また今週は欧米で重要な経済指標の発表が相次ぐだけに、経済指標を映して景気減速懸念が一段と強まるのかどうか見極めたいとの思惑もあり、売りが一巡した後は模様眺めムードが広がった模様です。北朝鮮の飛翔体の発射なども朝方伝えられていましたが、市場の反応は限られており、こう着感の強い相場展開になっています。

 

指数インパクトの大きいところでは、KDDI<9433>、ファーストリテ<9983>NTTデータ<9613>が堅調。

一方で、ソフトバンクG<9984>、ファナック<6954>、日産化<4021>、東エレク<8035>が重石に。

 

日経平均は狭いレンジでの取引となり、下を売り込む流れにはならなかった点は安心感につながると考えられます。

もっとも、値上がり数、値下がり数が拮抗している状況から、リバランス中心の売買だったことも窺えるでしょう。

ISM製造業景気指数の悪化についても、市場では米ISM非製造業の結果を見極めたいといったところ。また日経平均の底堅さが意識されるなかで、中小型株の一角には個人主体の資金流入がみられています。


今日撮影したSMBC日興証券さんの動画で、

直近の相場についても伺ってみましたので、

配信をお楽しみに♡

↑こんな感じで撮影しております。