今週は米中貿易協議の行方と、米雇用統計や日銀短観の発表に注目 | 三井智映子オフィシャルブログ「ちえこのなかみ」 powered by アメブロ

今週は米中貿易協議の行方と、米雇用統計や日銀短観の発表に注目

おはようございます☀

先週の米市場は2週連続での下落となりました。27日のダウ平均は、前日比70ドル87セント安の26820ドル25セントと続落して終了しました。


日本市場は権利付き最終日となる26日を通過し、配当落ち分を考慮してもややマイナスとなり、

27日の日経平均株価は、前日比16934銭安の2187890銭と反落し、節目の22000円を割り込んだまま終了しました。


トランプ大統領が国連で中国の不公正な貿易慣行を批判したほか、

トランプ大統領とウクライナのゼレンスキー大統領の電話会談を巡る内部告発書で、政権側が会談記録を隠蔽したことが明らかとなり、バイデン前副大統領の捜査を求めたという疑惑をめぐり、下院の民主党は正式な弾劾調査を開始したことで、政権運営への先行き不安懸念が。

また米中通商協議については米中高官協議が1010日に再開されるとの報道されたものの、

米国がファーウェイに対する禁輸措置の延長を許可しないとの見方が強まったほか、

複数の米メディアが、トランプ政権が中国への証券投資の制限を検討しており、

中国企業の米株式市場での上場廃止の検討や政府年金基金を通じた中国市場への投資制限を協議していると報じたことなど、

米中通商協議を前に懸念材料が重しとなっている状態です。


今週は米中貿易協議の行方と、米雇用統計や日銀短観の発表にも注目です。

また、10月に入ると消費税が10%に引き上げられます。

法改正を手掛かりとした物色なども意識されやすく、日経平均がこう着感の強い相場展開の中で、ややテーマ性のある材料株に資金が向かいやすそうです。

また10月はブラックアウト期間であることにもご留意ください。

朝から猫を見かけました(^^)

今日も良い一日となりますように。