JASDAQ平均は12連騰
新興市場を見てみますと、
JASDAQ平均は12日連続して上昇!JASDAQ-TOP20、J-Stock Indexはともに4日続伸となりました。
一本調子の上昇に対する警戒感もあり、大幅な上昇とまではいかなかったものの、
市場では「10日以上の続伸が上放れのサインである」との指摘も聞かれ、市場ムードも良好になっているようです。
個別では、値動きの軽さから値幅取りの動きが続いたクラスターT<4240>が前営業日比100円(+18.45%)高の642円、
直近IPO銘柄として資金シフトが続いたアミファ<7800>は前営業日比150円(+15.17%)高の1139円とともにストップ高まで買われました。
また、韓国企業との戦略的提携拡大を発表したラクオリア創薬<4579>は前営業日比203円(+17.56%)高の1359円と大幅に続伸したほか、
関連会社のアイシンを子会社化すると発表した初穂商事<7425>も前営業日比305円(+9.97%)高の3365円と大幅高。
その他、ソフィアHD<6942>、OSGコーポ<6757>、明豊エンター<8927>、第一商品<8746>、日本サード<2488>、山王<3441>などが値上がり率上位にランクインしています。
一方、このところの株価上昇の反動から利食い売りが出たシャクリーGG<8205>は前営業日比400円(-7.02%)安の5300円と急反落したほか、
アイビー<4918>、カイカ<2315>、エイシアンスタ<8946>、セプテーニHD<4293>、イマジニア<4644>、ガーラ<4777>、リバーエレテク<6666>、麻生フオーム<1730>などが値下がり率上位となっています。
マザーズ指数は3日続伸。
日経平均が上値の重くなるなかで、時価総額の大きいマザーズ銘柄中心に買い戻しの動きが強まったこともあり、マザーズ指数は高値圏での推移を継続しました。
値上がり上位銘柄では、PayPayと利用加盟店の開拓業務で提携したBS<3623>や、
クラウドソリューション事業などを展開するライトアップ<6580>がストップ高になったほか、エディア<3935>やTDSE<7046>も急伸。
売買代金上位では、そーせい<4565>、サイバーバズ<7069>、メルカリ<4385>、UUUM<3990>、オンコリス<4588>、GNI<2160>、ロゼッタ<6182>が上昇。
一方で、サンバイオ<4592>、ギフティ<4449>、プロレドパートナーズ<7034>、バンクオブイノベ<4393>は軟調。
なお、本日マザーズ市場に上場したChatwork<4448>の初値は公開価格を7.5%下回る1480円となり、
初値形成時の出来高は156万5800株でした。