20日の日経平均は続伸
20日の日経平均株価は、
前日比34円64銭高の2万2079円09銭と続伸。
19日の米国市場でNYダウは3日ぶりに反落し、前日比52ドル29セント安の2万7094ドル79セントとなりました。一方でナスダックは上昇するなど、主要3指数は高安まちまちに。
米連邦公開市場委員会(FOMC)を通過したアク抜け感や、
19日から次官級協議が始まった米中貿易交渉の進展期待から買いが先行したものの、
協議の難航を示唆する報道が重しとなりました。
本日の東京市場では、日米の金融政策決定会合を通過したあく抜け感などから買い戻しが先行し、日経平均は86円高からスタート。
9月末の配当権利取りの買いも入ったとみられます。
ただ上値は限定的で、後場に入ると3連休を控え利益確定の売りが出たほか、株価指数に絡んだリバランス需要が発生したようです。
東証1部の売買高は14億5859万株、
売買代金は2兆7700億円。
値上がり寄与トップはファーストリテ<9983>、同2位はテルモ<4543>となり、2銘柄で日経平均を約30円押し上げています。そのほか、スズキ<7269>、オリンパス<7733>、中外製薬<4519>などが上昇。
テルモやオリンパスは一部証券会社による目標株価引き上げ観測が伝わったことが買い材料となりました。
一方、値下がり寄与上位銘柄には、ファナック<6954>、ファミリーマート<8028>、ヤマトホールディングス<9064>などが続きました。
ヤマトホールディングスは、本日寄り付き前の立会外取引における大口ディスカウントクロス取引があったとの観測から、需給要因で下げているようです。