週末のつぶやき

今週はバリュー株への物色がセンチメントを明るくしましたが、日経平均の22000円回復もあって一旦は達成感も意識されます。

また、バリュー株への物色は一時的とみる向きも多いでしょうが、依然として割安感が目立つ水準でも。楽観視はできないとはいえ、外部環境の落ち着きから弱気に傾いていたポジションの巻き戻しの流れは意外と長そうです。

足元ではツイッターでトランプ大統領が「中華人民共和国が建国70周年を祝うことを踏まえ、善意のしるしとして、関税引き上げ（25％から30％ %)を10月1日から10月15日まで遅らせる」と投稿しており、

10月1日の建国70周年の祝賀ムードを損なわないようにと中国の劉鶴副首相から要請があったとのことで、2500億ドル分の中国製品への制裁関税が、国慶節の連休明けと見られる10月15日まで2週間先送りにする、とトランプ大統領が配慮した形で、10月15日までは米中貿易戦争懸念は後退し、リスクオンの流れもその付近までは続くのでは。

ただ10月前には米市場のブラックアウト期間ともなり、ヘッジの売りの時期ともなりますので、ネガティブなトランプ砲があれば一気に下落することもあると考えます。

もしくはほかにリスクが出てくるなど、

下落時に自社株買いができないとなると下落が大きくなることも考えられるかと。

ただし、そこは買い場ともなるかも。

以上、個人的な意見ですが、参考になれば幸いです。