10日の新興市場はまちまち | 三井智映子オフィシャルブログ「ちえこのなかみ」 powered by アメブロ

10日の新興市場はまちまち

新興市場を見てみますと、

JASDAQ平均は小幅に4日続伸し、

JASDAQ-TOP206日ぶりに反落、J-Stock Index8日ぶりに反落。

ワークマン<7564>やハーモニック<6324>、セリア<2782>など指数寄与度の高い時価総額上位銘柄の一角が軟調に推移したことが全体の上値を抑える要因になったものの、個人投資家の資金は値動きの軽い低位株や個別に材料のある銘柄に移ってきているようです。



個別では、上半期の大幅増益が好感されたOSGコーポ<6757>が前日比150円(+19.63%)高の914円とストップ高まで買われ、

値動きの軽さから値幅取りの動きとなったスパンクリート<5277>が前日比46円(+12.23%)高の422円と3日ぶりに急反発。

一方、新薬の開発中止が嫌気されたDWTI<4576>が前日比58円(-14.04%)安の355円と大幅に続落したほか、

発表が遅れていた196月期の業績で営業利益が前年同期比5.7%減の2.02億円と前期から一転して減益となった平山<7781>が前日比126円(-10.00%)安の1134円と3日ぶりの大幅反落に。

 

マザーズ指数は反落。

値幅取りの利く銘柄が集まるマザーズ市場では次第に利益確定売りが優勢となり、前場の時点で前日比での下落水準に転換。大引けまで下げ幅を拡大させました。

 

個別では、1910月期第3四半期累計業績で進捗率の悪さから嫌気売りされたビーアンドピー<7804>8%超の大幅下落となり、値下がり率ランキングのトップに。

また、指数インパクトの大きいところで、連日の上昇からの反動で利食い売りが優勢となったユーザベース<3966>6%超と大きく反落。



一方で、上値の軽さから前日に引き続き連日のストップ高となったsMedio<3913>が値上がり率ランキングのトップになったほか、

政府の「マルナポイント」実施の発表から上昇が目立っていたITbookHD<1447>が、海外での地盤調査・改良事業の受注状況の開示を受けて8%超と再び大幅高。

ほか材料のあったところでは、昨日大引け後に8月度の月次報告を発表したNATTY<7674>が、既存店売上高が前年同月比2.0%増と2カ月ぶりに前年実績を上回ったことが好感されて6%超の上昇となっています。


本日もお疲れ様でした(^^)