相場サイクルについて | 三井智映子オフィシャルブログ「ちえこのなかみ」 powered by アメブロ

相場サイクルについて

本日の高松セミナーにご来場くださった皆様、ありがとうございました!!若い方が多く、初めての四国でのセミナー、熱く話させていただきましたー(^^)



これをきっかけに投資に興味を持っていただければ嬉しいです。また投資家の皆様の参考になっていれば幸甚でございます。

控え室からも海が見え、気持ちのいい会場でした♡

今日セミナーで、株式相場にはサイクルがあるという話をさせていただきました。

ご要望がありましたので、こちらにメモしておきます。

株式相場には金融相場、業績相場、逆金融相場、逆業績相場という主に4つの大きな相場局面のサイクルがあります。

金融相場は不景気の時に「このままではまずい!」と政府や中央銀行が金融緩和や公共投資などの対策を行った結果、金利の低下や余剰資金の発生などで投資対象としての株式の魅力が相対的に上昇し、株価が上昇する相場のことです。日本ではアベノミクスや黒田総裁の異次元緩和、アメリカの利下げやトランプ大統領の減税政策などを思い浮かべてください。ここは強気で買って良いステージだと思います。

次に、業績相場は企業業績が主導する相場で、業績の伸長している企業への投資を背景に株価が上昇します。一般に金融相場のあとに業績相場が続くとされています。業績がよいので自信を持って買えるので、株価は上昇。一般の方が投資に興味を持ち、セミナー参加者が増えますw

逆金融相場では、業績相場が続くと「バブルになっちゃうかも!引き締めなきゃ!」という意識から政府や中央銀行が利上げなどの金融引き締め政策を行った結果、市場から資金が引き上げられ、株価の下落が始まります。まだ好景気感はあるので個人消費は良好でも株価は下がってきます。逆イールドがその前兆と言われますが、逆イールドになっても2年くらいは業績相場がもつイメージ。その後に来る逆業績相場は下落のスピードが早いので備えてくださいね。

逆業績相場では政府や中央銀行の金融引き締め政策で企業業績が悪くなってきて景気も後退します。当然株価も下がります。ただ長期的に見ると良い銘柄も売り込まれて割安で買えるので、ここで買い拾っておくとのちのち安定利益につながります。

大まかにこれら4つの相場が繰り返されているといわれています。

現時点では、日本ではアベノミクスから始まった金融相場が継続していると考えられます。黒田総裁の大規模緩和が続いているので。アメリカは業績相場ですが、利下げの方向ですので逆イールドになりましたが業績相場がもう少しもつイメージです。

そして米中貿易戦争という重しがかかっているので・・!!

それを加味しつつ、トランプリスクで必要以上に売り込まれる際は、買い拾ってみるのも一考かと。

参考にしていただければ幸いです。

あの後親友夫婦にうどんをご馳走になり@めりけんや、

オススメのお土産を買って、ただ今新幹線の中でこのブログなど書いております。5時間以上かかるので動くオフィスでまだまだ書きます(^^)