ユニプレス4959について | 三井智映子オフィシャルブログ「ちえこのなかみ」 powered by アメブロ

ユニプレス4959について

昨日今日とセミナーでご一緒させていただいたユニプレスさんの講演について、

レポートを私なりにまとめてみましたので

参考になれば幸いです。


ユニプレスは東証一部に上場。銘柄コードは4959

ユニプレスは自動車用プレス部品の総合メーカーで、主力の車体プレス製品のほか、トランスミッション用製品、樹脂プレス製品などを生産。設計、開発、試作から量産まで、プレスに関わるすべてを手がけるプレストータルエンジニアリングを強みに、自動車メーカーの新型車の設計段階から参画し、あらゆる角度からの技術提案を行っています。

JPX日経中小型株指数の構成銘柄となっています。

セミナーでは成長戦略として①EV化の対応②ルノー・日産・三菱連合への対応③新規拡販の推進を挙げています。

①については「自動車産業は100年に1度の大変革期を迎えている!」とおっしゃっており、軽量化に強みがあり、精密プレス技術を活かしたEV部品の開発を行う同社はEV関連として需要増、成長が見込めそうです。

②についてはルノー・日産・三菱連合などは共通プラットフォーム(車の基本部品の一連の組み合わせを共通にしている)とのことで、例えば日産エクストレイルやローグ、ルノーのカジャーやコレオスは共通プラットフォームだそう。ということはこの共通プラットフォームの受注を受けることが重要で、同社はこれを押さえているということ。そ、底堅い・・!!という印象を受けました!

③については、特にホンダが拡販先とのことで、中期経営計画も誠実な取り組みで着実な成長しそう!!と感じました。


株主優待は、

100株保有で株主優待ポイントが1000ポイントもらえます。このポイントは1000ポイントでクオカード1000円分や、食品、雑貨、寄付などたくさんの優待品の中から選ぶことが可能です。株式継続保有1年以上で2000ポイント、株式継続保有3年以上で3000ポイントに利回りが大幅にアップ。

配当も出ており、株主総会のあとに懇親会や株主へのお土産があるなど、株主還元には積極的と言えるでしょう。


足元の業績は、203月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比73.7%減の12億円と低調。 直近4-6月期(1Q)の売上営業利益率も悪化していますが、日産が、特に北米で苦戦していることが同社にも影響しているとのことです。利益率が落ちているということではなく、ここが底、という考え方もできるのでは。

真面目で堅実な銘柄で、長期保有も一考だと思います!参考にしていただければ幸いです。