6日の日経平均は続伸
6日の日経平均株価は、
前日比113円63銭高の2万1199円57銭と続伸。
出来高概算11億4000万株。
日経平均は米株高の流れから21200円を回復してスタート。ですが、米国市場の上昇要因だった米中協議再開に向けた報道は前日の段階で織り込まれていたほか、週末要因から積極的な売買は手控えられている中では、前日の大幅上昇に対する反動もあってか、後場は21200円を挟んでの狭いレンジ取引が続きました。
指数インパクトの大きいところでは、ファーストリテ<9983>、ダイキン<6367>、TDK<6762>が堅調。
一方でソフトバンクG<9984>、KDDI<9433>が重石に。
来週は米雇用統計の結果を受けた、米国市場の動向に振らされる格好から始まるでしょう。
ADP雇用報告は予想を上回りましたが、
先程発表された8月の雇用統計は非農業部門就業者数予想15.8万人増→結果13.0万人
失業率3.7%→3.7%
時間給賃金は前月比+0.3%→0.4%
非農業部門雇用者数変化が予想を下回りました。とはいえ米利下げには有利な結果でしょうか。
加えて今週はISM製造業景況指数が節目となる50を割り込んだことで景気後退懸念が強まりましたが、その後のISM非製造業景況指数は予想を上回っており、過度な米景気に対する警戒感は後退しています。
翌週には米連邦公開市場委員会(FOMC)が予定されており、米金利動向には注視する必要がありますが、それ程悪くない米経済により、金利動向も落ち着きをみせてきそうです。
また明日、米市場も含めて詳しくレポートします。今夜は遅くなってしまいましたので、お休みなさいませ〜!