30日の新興市場は | 三井智映子オフィシャルブログ「ちえこのなかみ」 powered by アメブロ

30日の新興市場は

新興市場も上昇しています。

1ドル=106円台の円安を背景に日経平均が節目の20700円を突破したことなども個人投資家心理の改善に寄与した模様です。


JASDAQ平均は8日ぶりに反発、JASDAQ-TOP20J-Stock Indexはともに3日ぶりに大幅な反発。

個別では、引き続きTOB価格へのさや寄せの動きとなったポラテクノ<4239>をはじめ、光通信<9435>が大株主になったことが判明したことが思惑買いを誘ったディ・アイ・システム<4421>

大阪大学がiPS細胞から作ったシート状の角膜細胞を初めて患者に移植したと報じられたセルシード<7776>などがストップ高水準まで買われました。


一方、前日にストップ高水準まで買われたニックス<4243>は前日比141円(-14.37%)安の840円と反落し、25日移動平均線を下抜けたニュートンFC<7169>が前日比257円(-10.46%)安の2200円と3日ぶりに急反落。

また、急ピッチの上昇に対する反動から利食い売りが出た平山<7781>が前日比96円(-7.50%)安の1184円と4日ぶりに反落しました。


マザーズ指数は5日ぶりに大幅反発。

個別では、シンガポール子会社トランザス・アジア・パシフィックが、シンガポールのオットー・ソリューション社とパートナーシップ契約を締結したと発表したトランザス<6696>が値上がり率トップとなったほか、


レアジョブ<6096>、ホープ<6195>、シノプス<4428>、イーソル<4420>、シェアリングテクノロジー<3989>などが2ケタ台の上昇率に。

また、材料のあったところでは、ゲーム開発者向けカンファレンス「CEDEC 2019」で、音声データから自然な口の動きを自動生成する音声解析リップシンクミドルウェア「CRI ADX LipSync」を紹介すると発表したCRI・ミドルウェア<3698>や、

「万能認証基盤Themis(テミス)」の生体認証に新たに顔認証機能を追加し、Windowsへのログオン機能に加えChromebookにも対応したバージョンアップ版を提供開始すると発表したDDS<3782>なども大幅上昇。

一方で、14日に公表した1912月期第2四半期報告書の提出期限延長に関する承認申請に関し、情報の補足や更新をしたインパクト<6067>をはじめ、

バンク・オブ・イノベーション<4393>Lib Work<1431>、イノベーション<3970>、ギークス<7060>などが値下がり率上位に。

売買代金上位では、昨日まで大きく売られていたアンジェス<4563>をはじめ、そーせい<4565>、サンバイオ<4592>、オンコリス<4588>などバイオ関連株の買いが目立っています。