26日の新興市場は
米中貿易摩擦の再激化で先週末の米国市場は主要3指数そろって大幅下落。
報復関税合戦によるリスクオフムードの再来で、為替も朝方の寄り付き前は1ドル=104円台半ばと大幅な円高となったことが新興市場でも大きな売り圧力に。
JASDAQ平均、JASDAQ-TOP20はともに4日続落し、J-Stock Indexは反落。
JASDAQ市場でもリスク回避の売りが強まりました。
ハーモニック<6324>やユニバーサル<6425>、セリア<2782>など時価総額上位銘柄など主力株を中心に売りが先行しましたが、後述するように、個別に材料のある銘柄など短期の値幅取りを狙った買いも散見される展開。
個別では、2019年5-7月期の営業赤字の拡大が嫌気されたキタック<4707>が前週末比39円(-9.87%)安の356円と急反落し値下がり率トップ。
その他では、クラスターT<4240>をはじめ、平山<7781>、メイコー<6787>、スーパーバリュー<3094>、ルーデン<1400>、ベクター<2656>、UTグループ<2146>などが値下がり率上位にランクイン。
一方、自動車用VG(Variable Geometry)ターボへの取組みについての発表が引き続き材料視されたアテクト<4241>が前週末比300(+21.47%)高の1697円、日米貿易協議での畜産品の関税引き下げ合意が好感された太洋物産<9941>が前週末比100円(+16.18%)高の718円とともにストップ高。
このほか、ニュートンFC<7169>、コスモスイニシア<8844>、アクサスHD<3536>、トライアイズ<4840>、テリロジー<3356>、第一商品<8746>などが値上がり率上位に。
マザーズ指数は反落。
個別では、7%高のアンジェス<4563>がマザーズ売買代金トップにランクイン。
その他、ブシロード<7803>、ツクルバ<2978>、マーケットE<3135>、バンクオブイノベ<4393>などが買われる一方で、
売買代金2位のそーせい<4565>を筆頭にインパクト<6067>、ロゼッタ<6182>、窪田製薬<4596>、シェアリングT<3989>、総医研<2385>などが大きく下げました。
わー!そして、
トランプ米大統領が中国との貿易協議を再開する方針を表明したようです。トランプ砲〜!