19日の新興市場は
新興市場を見てみますと、
JASDAQ平均、J-Stock Indexはともに小幅に続伸し、JASDAQ-TOP20は小幅ながら4日ぶりに反発。
個別では、ビッグデータ解析システムの導入事例を公表したことが材料視されたアイ・ピー・エス<4335>が前週末比150円(+17.73%)高の996円とストップ高。
値動きの軽さから値幅取りの動きが強まった日ダイナミク<4783>をはじめ、Nuts<7612>、大和コン<3816>、キタック<4707>、エムケイシステム<3910>、LCHD<8938>なども大きく上昇しました。
一方、今期の営業減益予想が嫌気された環境管理<4657>が前週末比146円(-15.70%)安の784円と9日ぶりに急反落。
ETSHD<1789>も10%超と2ケタ台の大幅下落。
マザーズ指数は反発。
個別では、そーせい<4565>がマザーズ売買代金トップにランクイン。
さらに1対3の割合での株式分割実施を発表したGNI<2160>の他、アンジェス<4563>、オンコリス<4588>、サンバイオ<4592>などバイオ株の一角に物色が見られました。
出資するCoffee Day Econ Private Limitedがインドで展開するコンビニエンスストア「Coffee Day essentials」の2号店(キヨスク業態)がオープンしたと発表したほか、一部番組に代表取締役社長が出演すると発表したインパクト<6067>はストップ高。直近の株価下落もありリバウンド狙いの買いが入ったようです。
ブシロード<7803>は、共同開発しているスマホ向けゲームアプリ「ラブライブ!スクールアイドルフェスティバル ALL STARS(スクスタ)」への期待感が高まり10%高。
一方、赤字転落となる通期予想の下方修正を嫌気した売りが続いているシェアリングT<3989>が17%安、
今期の増益率鈍化見通しがネガティブ視された総医研<2385>も15%安と急落。
新興市場も米株高から買われたものの、
ジャクソンホール会議で行われる国際経済シンポジウムといった、米国金融政策に大きく影響するとみられる重要イベントなどを控えているだけに、買い一巡後は次第に様子見ムードが強まったようです。