14日のダウ平均は800ドル安
14日のダウ平均は、前日比800ドル安の2万5479ドルと大幅に反落。
米債券市場で景気後退の前兆とされる、
10年物国債利回りと2年物国債利回りとの長短金利の逆転が、
約12年ぶりに起こったことが投資家心理を圧迫。
VIX指数は上昇し、節目の20をうわぶれる22台となっています。
長短金利は「イールドカーブ」に関わってきますね。
イールドカーブとは縦軸に金利、横軸に期間をとった利回り曲線のことです。
イールドカーブには、「順イールドカーブ」と「逆イールドカーブ」があります。
「順イールドカーブ」は、長期金利が短期金利を上回った状態のことを指し、曲線は右肩上がりになります。
一方、「逆イールドカーブ」では短期金利が長期金利を上回り、右肩下がりの曲線になります。
→今回の10年物国債利回りと2年物国債利回りとの長短金利の逆転はこの逆イールドカーブの懸念と言えます。
逆イールドになると逆金融相場になっていく、
つまり株価下落局面となる、ということ。
過去の例をみると
逆イールドとなると2.3年以内のリセッション(景気後退)入りを示唆すると判断する人が多くなっているようです。
ちなみに長期金利と短期金利の差が大きくなり、「順イールドカーブ」の右肩上がりの傾きがさらに急になることを「スティープニング」(スティープ化)といいます。
反対に、短期金利と長期金利の差が小さくなり、曲線の傾きが緩やかになることを「フラットニング」(フラット化)といいます。
参考にしてみてください。
今日もよろしくお願い致します🤲