13日の新興市場は
新興市場を見てみますと、
JASDAQ平均は続落し、JASDAQ-TOP20 、J-Stock Indexはともに反発。
全面安商状のなかでも、決算が減益ながらもコンセンサスを上回ったことに加えて、全体の受注高が1-3月期に比べて増加したことなどが好感されたハーモニック<6324>が大きく買われて、投資家心理の下支え役となったよう。
個別では、業績予想の下方修正懸念から翻訳センター<2483>が前週末比500円(-19.94%)安の2008円とストップ安まで売られ、通期業績予想を下方修正したアクセスグループ<7042>も前週末比256円(-18.62%)安の1119円と大幅に続落。
また、9日の大引け後に20年3月期第1四半期決算の見通しについて下方修正を発表した岡藤HD<8705>が、前営業日比30円(-15.46%)安の164円と4日ぶりに急反落し、4-6月期の業績が低迷したイボキン<5699>も前週末比490円(-13.80%)安の3060円と大幅に続落。
一方で、支配株主であるマジェスティ ゴルフ・コリア(MGK)がTOB(株式公開買い付け)を行うと発表したマジェスティ<7834>が前週末比50円(+36.23%)高の188円とストップ高まで買われ、
好業績見通しが引き続き材料視されたホーブ<1382>も前営業日比300円(+26.11%)高の1449円と同じくストップ高。
また、第1四半期の営業利益が2ケタ増となった日本一S<3851>は前週末比208円(+17.78%)高の1378円と急反発し、
ULSグループ<3798>、HABA<4925>、MKシステム<3910>も上伸。
このほか、精工技研<6834>、応用技術<4356>、アールエスシー<4664>などが値上がり率上位になりました。
マザーズ指数は大幅続落。
前週末から業績面が悪材料視されて連日の急落となったメルカリ<4385>が指数の重しとなり、引けにかけてのマザーズ市場は戻りの鈍さが意識される展開に。
値下がり上位銘柄では、前週末の決算が嫌気されたイグニス<3689>がストップ安になったほか、
アルー<7043>やライトアップ<6580>が20%を超える下落。
売買代金上位では、前述したメルカリが10%安になったほか、GNI<2160>、ブシロード<7803>、Amazia<4424>、弁護士ドットコム<6027>が軟調。
一方で、上半期決算前に買い戻しが優勢となったそーせい<4565>が2%高になったほか、バンクオブイノベ<4393>、Kudan<4425>、ステムリム<4599>、ミクシィ<2121>、アクセルマーク<3624>なども上昇しています。
