9日のダウは反落 | 三井智映子オフィシャルブログ「ちえこのなかみ」 powered by アメブロ

9日のダウは反落

9日のダウ平均は、
前日比90ドル75セント安の2万6287ドル44セントと反落。
ナスダックも80.016ポイント安の7959.140と4日ぶりに反落。

世界経済の先行き不透明感に加え、米中対立への警戒感が改めて強まった。

トランプ大統領が「米国は現状で中国と貿易協定合意する準備はない」という考えを示したことで
9月の米中協議が開催されるのかということを含め米中貿易協議への懸念につながったよう。
加えて米国が中国の通信大手ファーウェイと取引しないと大統領が発言したことも下げ要因となりましたが、
当局が「ファーウェイとのビジネスに関する発言は政府機関による調達禁止のみに言及したもの」と発言したことで懸念が後退したようです。

為替市場では円高ドル安。米7月生産者物価コア指数が予想外の2年ぶりマイナスという結果となったことがに米国債券利回り低下につながり、ドルが売られました。

そしてイタリアに政治的懸念が。
イタリア連立政権を構成する「五つ星運動」と「同盟」との間の対立が深まる中、サルビーニ副首相が8日に解散総選挙を求め、9日にイタリア連立政権を担う極右「同盟」が、コンテ内閣に対する不信任案を提出たことなどからイタリアの政治的不透明感が台頭しており、
9日のイタリアの代表的な株価指数FTSE・MIBは2%超下げる場面もありました。
お盆休みのポジションには気をつけたいところでしょうか。
ステキな連休をお過ごしください(^^)