5日の日経平均は大幅に続落
5日の日経平均株価は、
前日比366円87銭安の2万0720円29銭と大幅に続落。
出来高概算14億7000万株。
トランプ大統領による新たな対中関税策の発表を受けて、世界経済への悪影響が懸念される中、日経平均は21000円を割り込んでスタート。
その後も、人民元相場が米中貿易摩擦の対立激化に伴う中国経済の減速懸念から一時7元台と約11年ぶりの水準まで下落した流れが嫌気され、下げ幅を拡大。
しかしザラ場に決算を発表しているSUBARU<7270>、大成建<1801>などへの決算評価の動きがみられたほか、短期筋のショートカバーにより、大引けにかけては下げ幅を縮めました。
指数インパクトの大きいところでは、ソフトバンクG<9984>、ファーストリテ<9983>、NTTデータ<9613>、ファナック<6954>、東エレク<8035>が重石に。
一方で、オリンパス<7733>、7&iHD<3382>、SUBARU、コナミHD<9766>がしっかり。
日経平均は安値からは200円程度下げ幅を縮めており、チャート形状では下ヒゲを残す格好に。
また、6月の下落局面で空けたマドをほぼ埋めているため、調整一巡感が意識されやすいところと言えそう。
しかし、短期筋の売買が中心であるため、前場の売り仕掛け的なトレードに対するショートカバーと考えられ、底打ち感は出ていないほか、
グローベックスの米株先物ではNYダウが250ドル安、ナスダックが100Ptほど下落して推移しており、米国市場の弱い値動きが続くようだと、改めて売り仕掛けの動きは出やすいと考えられます。
とはいえ日本市場では今週は1500社程度の決算が予定されていますが、決算評価の物色もありそうです。
外は暑いけど、
相場は意外と冷静かも・・
ボラティリティがあるということは短期的にチャンスが。
私もチャート見つつ、売買頑張ります。