29日の新興市場は
相対的に新興市場は堅調な値動きとなりました。
JASDAQ平均は小反発、JASDAQ-TOP20、J-Stock Indexもともに反発。
個別では、主要株主の異動が思惑買いを誘ったLCHD<8938>が前営業日比260円(+20.17%)高の1549円と大幅に続伸し、業績予想を上方修正した環境管理センター<4657>は前週末比150円(+19.84%)高の906円とストップ高。
東葛HD<2754>は80円(+17.62%)高の534円まで上昇し、クロスフォー<7810>やレイ<4317>も上伸、
第1四半期の業績が好調だった出版事業などを手掛けるSE H&I<9478>も、前日比13円(+7.18%)高の194円と大幅に続伸しました。
一方で、連日の上昇の反動から利食い売りが出たベクター<2656>は前週末比31円(-7.21%)安の399円と3日振りに反落し、
第1四半期の連結営業赤字が拡大したメディアL<6659>も前週末比22円(-6.73%)安の305円と3日ぶりに反落。
マザーズ指数は小反発。
個別では、本日上場したブシロード<7803>がマザーズ売買代金トップにランクイン。
初値は公開価格を16.6%上回る2204円と堅調な初値形成となりました。
そーせい<4565>、UUUM<3990>、SHIFT<3697>、ALBERT<3906>、ラクスル<4384>、弁護士コム<6027>などマザーズ時価総額上位の銘柄で買われた銘柄が目立った一方で、
19年12月期の上期及び通期予想の下方修正が嫌気されたアジャイル<6573>がストップ安。
また、「クリプトラクト」及び「ミトラスフィア」の海外版配信開始時期を変更したバンクオブイノベ<4393>は10%安、第1四半期決算の営業赤字拡大が嫌気されたメディアL<6659>も6%安となっています。