23日の日経平均は大幅に上昇
23日の日経平均株価は、前日比204円09銭高の2万1620円88銭と大幅上昇。
終値での21600円回復は7月12日以来、6営業日ぶり。
出来高概算9億2000万株。
22日のダウ平均は前営業日比17ドル70セント高の2万7171ドル90セントと反発
ゴールドマン・サックスが米半導体製造装置メーカーの投資判断を引き上げており、アプライド・マテリアルズ、ラムリサーチ、KLAのほか、半導体大手のマイクロン・テクノロジーが大幅上昇となり、日本の半導体製造株への支援材料となりました。
小高く始まった日経平均は、その後も強いトレンドが継続しており、前場半ばには21600円を回復。
後場はこう着感が強まっていましたが、21600円を上回っての推移となりました。
指数インパクトの大きいところでは、ソフトバンクG<9984>、東エレク<8035>、ファナック<6954>がけん引。
一方で、ファーストリテ<9983>が重石に。
売買代金は2兆円を下回っており、薄商いの中を先物主導によるインデックス売買がけん引した格好。
そのため、指数インパクトの大きい値がさ株が押し上げる格好となっています。ファーストリテは下げに転じていますが、ソフトバンクGや半導体関連株のインパクトが大きかったといえます。
これにより日経平均は再び25日、75日線を突破してきており、これまでのもち合いレンジ水準を回復、円相場は1ドル108円台を回復してきていることも安心感につながっています。
日米決算が本格化する中で積極的な売買は手控えられていますが、半導体関連株へのショートカバーを誘発させる上昇がセンチメントを明るくさせた格好でしょう。
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